主な活動
ディペックス・ジャパンの活動は、主に3つの柱から成っています。
「健康と病いの語りデータベース」の構築と活用
英国DIPExをモデルとしつつ、日本独自の「健康と病いの語り」データベースの構築を目指します。その第一歩として、2007年度より乳がんと前立腺がんの「がん患者の語り」データベースの作成に取り組んでいるほか、2009年度より「認知症本人と家族の語り」データベースの作成にも取りかかります。構築されたデータベースは、その一部をウェブサイト上に公開して、広く患者さんや、そのご家族に利用して頂くだけでなく、医学教育に活用することで医療をもっと患者の視点に近づけ、患者主体の診療・介護が実現する基盤を作ります。また、がんの患者さんばかりでなく、他の難病や慢性疾患の患者さんにとっても役に立つ情報となるよう、これからも様々な体験を収録したデータベースに育てていきます。
英国DIPEx サイトの日本語訳
英国DIPEx の乳がん・前立腺がんのサイトを手始めに、英国の患者が自分の病気や医療についてどんなことを語っているか、日本語で読めるように翻訳を進めています。
「健康と病いの語り」勉強会
病気を抱えた患者さんにとって何が大事な問題か、どんなことに元気づけられ、どんなことが役立つのか、すべては個々の患者さんが語る言葉の中にあります。その言葉を理解し、その意味を読み解くためにはどうすればよいか――ディペックスではこれまでにもさまざまな勉強会を開いてきました。雑誌に発表された論文や研究の方法論に関する書籍を少人数で輪読したり、質的研究の専門家や各分野の研究者を招いて公開の講演会やシンポジウムを開いたりしています。
