自分としては髪の毛が抜けてしまい、女としてすごく嫌だったが、彼は変わらず女性として扱ってくれた

インタビュー19

診断時:32歳  インタビュー時:34歳(2008年7月)
東北地方在住。2005年秋、左乳がんが見つかり、乳房温存術+リンパ節郭清、術後抗がん剤、放射線療法、ホルモン療法を受けた。1年後に転移。骨転移にゾメタの点滴治療を開始、肝転移にラジオ波治療を行った。その後、抗がん剤治療も開始したが、自分の意思で抗がん剤を中止した。一人暮らしで看護師をしている。

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で、髪の毛がなくなったときは、やっぱり、すごく、女としては、すごく嫌だったんですね。でも、彼の前では、何か、自分は、かつらを被るようにしていたし。女の子らしい格好をするように、わざと大げさにしていましたし。彼も、髪の毛が抜けても体に傷ができても何ら変わりなく、女性として接してくれるんですよ。

で、まあ、ちょっとこうのろけにもなっちゃうんですけど(笑)、「かわいい」とか何かそういうことをこうずうっとつきあい始めから言ってくれていて、まあ、そんな治療中こんなにこう禿げちゃった頭を見ても「何か珍念(ちんねん)みたいでかわいいな」とか「ちんねん、ちんねん」とか呼んでくれたり。何かすごくそういう部分で、彼は、すごい、すごい人だなっていうふうに思いました。

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