抗がん剤で髪が抜け、かつらで仕事に行っていた。同じ課の人たちにはかつらや病気のことを話していたが、周囲は気を遣ったり、心配したりしているだろうと思った(音声のみ)

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インタビュー18

診断時:46歳  インタビュー時:49歳(2008年6月)
九州地方在住。2004年、右乳がんと診断され、術前化学療法、乳房切除術+リンパ節郭清、術後別の抗がん剤による化学療法を行った。現在、ホルモン療法中。 自分の両親と夫、小学生の子ども2人の6人家族。仕事は団体職員としてフルタイムで続けている。

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なるべくヘアスタイルは、前のと変わらないような感じでと思ったんですね。髪の毛が抜ける前に、抗がん剤治療をする前にですね、少しこう長めにしてたんですけど、長めっていっても今の、今ぐらいなんですけど、でもどうせ抜けてしまうんだから短くしておこうと思って、短くしたんですね。で、それで、抜ける前の、同じくらいのヘアスタイルだと思って、かつらを用意したんですけど、やっぱりかつらはかつらだから、どうしてもね、嘘はつけないですよね。

で、同じ職場でも知らない人たちもいたんですよね。私と同じセクションっていうか、同じ課の人たちにはこうだからって言ってたけど、別の人には言ってなかったので。でも、事務所で見かけたりするからですね、毎日会ってるから、「え、頭おかしくない?」って言われると思ったから、もう週末開けて月曜日に仕事に行ったときに、「実はこれかつらなんです」って話したんですよね。「こんな感じ、こんなことで、こういうわけで、抗がん剤して手術をするようになったので、これかつらだから、みんなに迷惑かけるけど」っていってお話しました。で、自分の職場っていうのが別棟になってて、本館があるんですけど、本館の職員っていうかな…の方には滅多に会わないので、行かない限り会わないので、なるべくそういった職員の多い建物のほうには行かないようにしてたんですね。でもやっぱり行かないといけないときもあって、よく私を知っている人とか、「なんかお前の髪型おかしくない?」とか、言うんですよ(笑)、なんにも知らないから。「どうしたと、そんなおばさんみたいな髪型して」とかって言って。

で、「似合っとろ、イメチェンしたと」とか言いながら話したんですよね。でも絶対みんな、なんかおかしいよねーと思ってたと思うんですよね。でももう、私は普段はかつらになってることは、ふと気が付いたら、「あ、そうだかつらだったんだ」って思うけども、みんなのほうが、周りにいるみんなのほうがやっぱ気を遣ったり、心配してるんだろうなあっていうのをなんか思ったんですよね。みんなに、なんか気を遣わせているなーとかですね、そういう思いをしてましたね。

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