術後の後遺症で手・腕の感覚異常やリンパ浮腫があったため、腕を使う作業の多い教員の仕事で、周りに迷惑をかけるのが心苦しくて退職を決めた

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インタビュー20

診断時:46歳  インタビュー時:57歳(2008年7月)
東北地方在住。1997年初夏、右乳がんとなり、乳房温存手術+リンパ節郭清(リンパ節転移なし)、放射線療法を25回受けた。術後ホルモン療法は肝機能悪化で中止。 当時、夫、大学生と高校生の息子と4人暮らし。小学校教員をしていたが、退職した。

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あの、(職場復帰後)担任持って3年ですが、やっぱり低学年持っても高学年持ってもそれなりにやっぱり大変でした。低学年はやっぱり体を使いますし、高学年は高学年でそれなりの気遣いがあるし、やっぱりしなければならないことがあって、自分でできないことがいろいろあって、ほかの先生方にも手伝ってもらわなくてはいけないことがたびたびありまして、何て言うんですかね、すごく心苦しかったです、私自身。あの、同じ給料もらっているのにもかかわらず、同じ学年を組んでいる、若い先生方に、お願いしなければならないし、若い先生方もすごく気を使ってくださって、手助けをすごくしてくださったんですけれども、そうすると、やっぱり自分のクラス以外の仕事も引き受けてくださらなくちゃならなくなるわけなので、負担になりますね。で、そういうことでとても、苦しかったんですね、私自身。気の毒で。

それで、まあ物理的な体の、問題もありましたし、それに精神的なそういう、お願いしなくちゃいけない、それから、「してあげますよ」と、「私がしますよ、しますよ」と言ってくださるんですが、それがかえって気の毒で気の毒で、「あっ、迷惑掛けてるな、迷惑掛けてるな」というふうにすごく自分自身こう思って、それも負担になってまして。もう子どもが、学校卒業し、就職した時点で、下の子どもがですね、もうこれは、辞めて、お金よりも時間のほうがもう大事になったかなというふうに思いまして、51歳のときに、退職を決めました。

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