自分の両親には、耳が遠いこともあり、電話でがんになったことだけ伝えて、無事1年過ぎて手紙を書いた

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インタビュー23

診断時:44歳  インタビュー時:49歳(2008年7月)
首都圏在住。2003年春、左乳がんで、左乳房部分切除術(1/4)+腋窩リンパ節郭清、術後は放射線療法、化学療法、ホルモン療法を行った。5年目の現在もホルモン療法中。 夫と姑と3人暮らしで子どもはいない。発症当時は指圧治療院に勤務。一旦退職後、現在は栄養士としてパート勤務をしている。

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やはり、両親ともに耳が遠いので、で、母のほうは補聴器を使っているんですが、父はそういうのが嫌で、使ってなかったので、私がその、まあがんだということは、伝えたんですが。で、まあ入院中もお見舞いに来てくれて、退院してからの、その放射線治療や抗がん剤しているときに、まあ実家に行くことがありますよね。そういうときに、やはりまあ見れば分かりますよね、顔色が悪いとか、毛も抜けているから、まあ帽子かぶってっていうその説明はしているんですけれども、耳が遠いからところどころしか、きっと分かってないんだろうなって、ただ、私が行くたんびに、「あ、で、元気そうだね」っていうことは声を掛けてくれたんですね。だから、やっぱりああ、ああ、あの、気にしているんだなあということが分かったので、取りあえず1年後に、まあ無事1年過ぎたっていうことで、全部手紙に書きました。

どう発見して、どういう診察の経過で、治療方法はこうで、今、現在、この治療をしてて、主治医からはこう言われてということを全部、手紙に書いて父には渡しました。そしたら、やっぱりすごい安心したらしくて、後で、「ああ、良かったねえ」って。まあ結局その父も、去年亡くなったんですが、亡くなる、亡くなるちょっと前かな。秋に、うち、農家、兼業農家なので、私は田植え、稲刈り、手伝いに行くんですね。稲刈り手伝い行ってその帰りか何かのときに、わざわざ見送りに来てくれたんですよ。去年のときにね。

そしたらば、まあ何かあって再発したらばお金かかるということは分かるので、「家を取っている兄に言ってあるから」、やっぱり親は親なんだなと思ったんですが、「お金、どうしても困ったら言え」と、言ってくれたんで。いや、まあ主治医は「再発することはないんじゃないか」っていうことを1年、そうですね、治療をし始めて1年半ぐらいたったころに主治医から言ってもらってたので、まあどうしてかは、また、後で聞こうかなとか思いながら、まだ聞けずにいるんですが、「(先生がそう)言ってくれたから大丈夫だよ」って言ったらば、そうかって言って、安心してくれたので、やはり全部詳しく言っていいかどうかは分からないんですが、その知らないっていうことはすごい家族にとっては不安なんだなっていうことが分かったので、まあ手紙で、知らせたっていうことは、私は良かったんじゃないか(なあって思いましたね)。

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