子宮筋腫と乳がんで子宮と胸を取ったとき「女だって言うものが何もないじゃない」と言われたことがあったが、子どもも産んだし、「ないから何なの?」と思った

インタビュー03

診断時:50歳  インタビュー時:63歳(2008年2月)
首都圏在住。1994年12月に両側乳がんと診断され、翌年1月に両側乳房切除術、術後抗がん剤治療を受けた。以後、外来にて経過を観察しながら、現在に至る。夫婦2人暮らし。診断された当時はパートで仕事をしていた。

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――(筋腫で)子宮そのものを取るっていうことには、あんまり抵抗はなかったんですか?

ええ。それももう2人、子どもを産んでますし。まあこのねえ、産んで終わって、もうなくなっても別にいいわって思って。そしたら、でも、手術をした後に上の子が来て、「ああ、お母さん、私が入っていたのがなくなっちゃったのね」って、子どものほうが言いました(笑)。そんなこと考えたことないのに、「ああ、お母さんのとこにいたのがなくなっちゃったんだ」って、「へえ、そんなことを思うのかな」と思いましたけどね。

それで、まあ子宮を取って、胸取ってといったら、ある人がね。もう傷つかないんですよ。ある人が、「あなた、それじゃあ、女だっていうものが何もないじゃない」って言われて(笑)。「ああ、それもそうね」って(笑)。まあそういう言われて、傷つく人もいるかもしれないけど、「確かに子宮がないわ、胸がないわじゃ、女の部分は何かしら」って思うけど。まあ幸い何か性格が幸い?「うん、そうそう」っていうくらいで何も思わなかったけど。でも、人によってはねえ、子宮がなくなったり、そのなくなって、だんなさんとか、周りが女じゃないみたいな態度で、それが原因で別れるとかっていう人もある場合もあるでしょう。まあそれは、自分もそういう性格じゃなかったし、まあ主人も、そういう性格じゃないから、すごく幸いしたと思いますね。うん。「ないから何なの?」っていう感じでね。

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