インタビュー内容テキスト

息子は一月のある日曜日に命を落としました。彼は・・・バイクに乗るのが大好きで、そのバイクに乗って命を落としました。その時、34歳だったんです。彼は決して初心者ドライバーではありませんでした。むしろ、運転経験は豊富でした。そして、他に経験のあるドライバーたちも彼がなかなかのドライバーだと言ってくれました。
もちろん、彼がバイクに乗ることは少し恐かったですね。だって、私も運転する身ですので、知っていますが、多くの場合、バイク事故の多くはバイクのせいではなく、他車の運転手のミスだからです。私はいつも彼がとても注意深いドライバーだと言い聞かせて自分を安心させていました。そして彼は・・・運転すること、そして道路を愛していました。一月の日曜日、私は息子から25~30マイル離れた家に一人で住んでいました。そして、夜遅く、ちょうど寝支度を始めようかという時ですね。午後11時頃、もちろん外は真っ暗です。玄関のベルが鳴ったんです。ドアを開けると二人の警察官が蛍光色のジャケットと帽子姿で立っていました。すぐに家の中へ招き入れました。

きっと、とても動揺されたでしょう。

この時点では、そんなに大事が起きる訳ないだろう、と自分に言い聞かせていたように思います。
数時間前に、いつも週末を共に過ごすパートナーが家へ帰ったばかりでした。だから、彼に何か起こったのかもしれないと少し思いました。でも、この気持ちも頭の隅へ追いやりました。そして今考えると、その時私は全てのことから逃げたい、そう思っていたように思います。
そして警察官たちを招き入れ、ゆっくりお茶でも、とお勧めしました。すると、すぐに若い方の警察官の方が、私は誰なのかと尋ねました。そして、私は息子の母であることを確認しました。警察官は息子がその夜交通事故に遭ったこと、そしてその結果、命を亡くしたことを伝えて下さいました。この通り、表現されたんです。命を亡くしたって。そしてその時私は、とにかく頭が真っ白で、何が何だか分かりませんでした。今思い返しても、驚いてショックに襲われました。そしてそのショックは何ヶ月も、いや何年も続きました。現実がはっきりと受け取れなかったのです。そしてその間、一度も泣きませんでした。私はただ・・・どのようだったかは分かりませんが。でも、その時にはっきりと覚えているのは私のパートナーである元夫、そして息子の父親に連絡を取るようにと頼まれたことだけです。そして、彼がどこにいるのか、そして私が連絡できるかどうか聞かれました。私が彼に電話すると、彼は答えました。そして、話し出したのですが、声が上手に出ませんでした。
警察官の方は受話器を取り、私のパートナーに話して下さいました。その時私は相当動揺していたのでしょう。寒かったのに、キッチンへのドアを開け、外へ行ったり来たりしていました。 そして覚えていることは私の元旦那が私たちの娘に電話をし、彼女のパートナーと事情を話したことです。そして、彼女のパートナーがこのことを娘に伝えました。その後、娘が私に電話をしました。そして、なんとなくですが、私は彼女に言ったのを覚えています。「これが本当な訳ないわ。間違いよ。大丈夫だから、心配しないでちょうだい」と。彼女のために状況を良くしたい、そう思ったのです。
そして、私にはできなかったんです。できませんでした。私にはこのことを事実として提示されたことを受け入れることができませんでした。そして、この現実を変えることももちろんできなかったのです。

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