インタビュー34

インタビュー時:65歳(2013年7月)

女性・関東地方在住。在日韓国人二世である。現在子どもの扶養家族になっており社会保険(共済)で便潜血検査を含む健康診断を受けている。育児に専念した15~6年間は夫の社会保険の主婦検診の対象になっていたものの、受ける余裕はなかった。その後、再就職して便潜血検査を受検した際に陽性になり内視鏡検査を受けたが、その時の心身の不快感は忘れられない。以降内視鏡検査は受けていないが、子どもたちが成人して少し余裕が出てきたので人間ドックに入ることも検討している。

インタビュー30

インタビュー時:44歳(2013年2月)

女性・首都圏在住。これまで、会社での健診、主婦健診、国保での地域健診など、色々な健診の中で便潜血検査を受けてきた。今は国保なので自治体の特定健診を受けており、検便も一緒に受ける仕組みになっている。検便に使うキットは健診に申し込むと送付され、健診会場に持参するので、特にわずらわしさは感じない。直近の検査で陽性になり、内視鏡検査を受けたが、問題はなかった。不定期だがヨガを続けており、体の調子について仲間と話すことはあるが、体で気になることがあるときに気軽に行ける医療機関があると良いと思っている。

インタビュー06

インタビュー時:41歳(2011年12月)

男性・東海地方在住。大腸がんの便潜血検査は、35歳以上になると会社の健診の中に入ってくるので、このところ毎年受けている。昨年初めて陽性と言われた。会社の産業医に紹介状を書いてもらい、大腸内視鏡検査をした結果ポリープがみつかり切除した。20代のころ突然血便が出て、同様の処置をしたことがある。祖父も父もがんになっているので、がんについては気をつけているが、遺伝だから仕方がないという思いもあり、個人的に大腸がん検診以外のがん検診を受けるところまで気持ちが至らない。

インタビュー05

インタビュー時:58歳(2011年12月)

東海地方在住。大腸がん検診を受けてきた中で、内視鏡検査の経験は3回ある。2011年便潜血検査が陽性になった時には、内視鏡検査を(違う病院で)2回受けたが、2度目は全く痛みを感じず、技術の差を実感した。その時に見つかったポリープは、先進医療に指定されている「内視鏡的大腸粘膜下層剥離術」という方法で切除した。切除したポリープは4cmの大きさになっており、10年前に最初に受けた検査では見落とされたのかもしれないと思ったが、今後も毎年便潜血検査は受ける予定である。

インタビュー02

インタビュー時:52歳(2011年10月)

男性・首都圏在住。便潜血検査(検便)は会社から紹介された人間ドックで毎年受けている。検診のメニューの中に入っているので、特に選んでいるという感覚はない。これまでに3回便潜血反応が陽性と出た。一度目は20年近く前のことで、内視鏡検査を受けてポリープが発見されたが、その場で切除し、悪性ではなかった。二度目は数年前で便潜血検査の時に便秘気味だったこともあり受検する必要を感じなかったため受けなかったが、最近わかった三度目の潜血反応(陽性)では受けてみようかと思っている。