インタビュー内容テキスト

―― 今のお話ですと、大腸がん検診を受ける事のメリットというのは、延命につながるとか、そういうことでよろしいんでしょうか。

そうです、もし自分が受けるとするならば、そのメリットは、あの、延命ですよね。だからまぁ、ええと、効果があるというか、がん検診としての意味がある、検診で見つけた人がちゃんと長生きできるという、そういうことであろうから、そういう意味では、意味がある検診だとは思っているんですね。
でも、まぁ、そうは言ったって大した効果はないだろうなとは思ってまして。検診を受けないで自覚症状で病院に行っても、検診を受けて病院に行っても、もちろん統計的に見れば延命効果はあるんでしょうけども、それほど劇的なというか画期的なというか、そういう効果があるとはどうも思えないので。まぁ、だから面倒くさい、から受けないというレベルの事なんだと思いますね。本当に受けなければ死んでしまう、受けるんだったら生きられるという、そういうものであればね、あの、多少無理してでも受けると思うんですけど、まぁ所詮そんなに差がないだろうなという思いがあるから、受けないんですけど。

―― ということは、その、デメリット、大腸がん検診のデメリットを強く意識してらっしゃると言う事ではないんでしょうか。

デメリットとして想像するのは、偽陽性にあって非常にこう気をもんだりしたり、そういう期間があって、何か、自分が死ぬんじゃないかとか、何か、ドキドキするようなことの目にあったのに、全然実はそれは単なる偽陽性だったという風に分かると言う、そういうデメリットと、あと想像するに、その、精密検診をやることになって、精密検査は当然大腸鏡とかね、結構侵襲性の強い検診方法と言うか検査方法になると思うんで、まぁ、偽陽性だったので精密検査をしたら実はその大腸鏡で苦しい思いをしたり、痛い思いをしたり、場合によっては間違って事故で死ぬこともあるだろうと。そういうことを考えると、若干そのデメリットもあるなと思って気が重いなという気もするわけですね。
受けてなければ、自覚症状に気がついて病院に行って、手遅れであれば手遅れで、手遅れでなければ助かるんで、それでいいんじゃないのという(笑)、そういう気持ちもあるんでね。
だから、あんまり積極的に受けないと。別に全否定してるわけでもないし、だから、否定されるべき検診がほかにも沢山ありますからね。だから、それに比べると大腸がん検診というのは何となくエビデンスはあるような気がするので、受けてもいい部類に入ると思うんです。だからあんまりこう、メリット、デメリットを厳密に評価して、それが、それを結論として確信的に受けないと言っているわけじゃなくて、まぁ何となく受けないでもそんなにこう、損した気がしないみたいな、そういうところで今まで過ごしてしまったということだと思いますけど。

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