インタビュー内容テキスト

内視鏡検査は140度しか視野がありませんので、それを使ってグルグル回しながら腸の中を見ていくわけなんですね。そうしますと、どうしてもヒダの真裏とかにある病変といったものを見ていない可能性があります。ただ、そのヒダの裏に隠れている病変というのは小さなポリープ……腫瘍性であっても5ミリを下回るようなものが多いので、また経過を見ていけばいいということになります。ただ、がんをその場で見落とすということは極めてまれであると思います。ただ、内視鏡を受けたあとに3年後に見て進行がんが見つかるということも年に数例は経験があります。それほど大きくはない進行がんであるということになります。
だから、なんらかのポリープがあったりとか、初回検査で何もなくてもだいたい2~3年後にはもう一度内視鏡検査を受けていただくということはあります。あるいは便潜血検査をそのあと定期的に受けていただいて、陽性になればまた受けていただくというのは非常に大切なことになってきます。それで初回にもし見落とした部分があっても、次の便潜血が陽性であればまた見ますし、2~3年の間で見れば見落としたものも救命可能なところで見つかっているという状況です。

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