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診断時:49歳
インタビュー時:51歳(2012年5月)

東北地方在住。会社員。現在は一人暮らしで、離れて暮らす子どもがいる。会社の定期健診で受けた便潜血検査で陽性となる。勤め先の社長の強い勧めで内視鏡検査を受けたところ、直腸に早期の大腸がんが見つかった。医師からは運が良かったと言われた。がんと診断されたとき、一番心配したのは治療費のことだったが、補助制度があることを知り、全額払うことなく手術を受けることができた。

語りの内容

―― 会社の検便というのは、ただ、ずうっと毎年ですね。

あ、毎年の、あの、うーんと、普通の定期的な、ええ、健康診断のときにそうなっただけで。

―― それは、まあ、入っていれば、皆さんやられるから。

あ、普通の会社であれば、多分、1年に1回必ず…やっているとは思うんですけどもね。普通の会社であれば、ええ。

―― ま、やっていない会社も、ありますけど。

あるとは、思うんだけど。

―― ああ。

ただ、普通であれば。

―― それ自体は、そんなに負担ではないですか。

あ、それは負担じゃないですよね。

私は: です。

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