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インタビュー時:79歳(2012年11月)

関東地方在住。35年前にひどい下痢が続いた後、注腸検査をしたところすぐに入院となり大腸を30センチ切除した。家事や家業で忙しくしており、検診は受けたことはないし、あったかどうかもわからない。子どものころから便秘症であり、お腹の調子には悩まされてきた。医師からは一度も「がん」と診断されたことはないが、それは医師の気遣いであり、自分ではがんだったと確信している。

語りの内容

そのときは、あのー、先生が診てもそんなたいしたことないと思ったのに、やっぱりその、疲れがずっとたまっていたのかなんかね、あのー、2度目のその出血で、ただごとじゃないなと思って、もういっぺん先生が(検査に)出されたんですよね。うーん、だから、その見つかっただけでもね。それは、前は見つからなかったんですからね。先生が指を入れられてもね、そのー、ビニールの、こう、(手袋を使って)、入れるんですよね。で、そのときに、何も当たらなかったということで、先生が安心されたんだけど、大体わたしは、直腸のほうが今までなってないんですよね。奥のほうばっかりだったから、先生がちょっとそんとき油断なさったんですよね。だけど、その翌月にまた出血したから、今度は絶対何かあると思って、わたしも、すぐに飛んで行ったでしょう。で、それを、先生が取って、そのときは、その前は取らなかったんですよね。何も当たらなかったら、手に当たらなかったからって言って。でも、それが、ま、間違いだったんだけど、うん。

私は: です。

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