診断時:30歳
インタビュー時:49歳

1982年に乳がんの診断。乳房切除術、放射線療法。2000年に非浸潤性乳管がんの診断。再び乳房切除術。

語りの内容

最初の手術のときでなく、2回目のときに乳房再建術をすすめられました。乳房切除術に関してひとつ言えることは、他の手術でもそうですけど、医師によって技術に上手い下手があるということです。私の場合、本当にとても上手な乳房切除術を受けました・・・もっとも乳房切除術そのものを良いと認めればの話ですけど。結果は良好で、プロステーシスにも良く合いました。
そのため、2回目の手術時に乳房再建をすすめられたとき、最初の手術時に乳房再建をしなかったのであまり気乗りしませんでした。それで、医師に2回目の乳房切除術も、1回目と同じように本当に平らになるようにしてほしい、それと乳房再建用に皮膚や組織をとっておかないようにと頼みました。最初の乳房切除術のときは放射線療法を受けることになっていたので、再建術を受けるとすれば広背筋という肩の後ろの組織と、それに加えて小さな移植物を入れる手術を受けたろうと思います。
乳房再建術を受けなかった理由のひとつは次のようなことです。つまり、乳房を再建するには手術を受けたことのない自分の体の部分を使うからです。前にも言ったように、水泳をし、自転車をこぎ、といったように私はとても活動的です。ですから、これは私の個人的な決断ですけど、手術を受けていない部分にまで手をつけて乳房を再建したくなかったのです。

私は: です。

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