インタビュー内容テキスト

わたしは、あの、勝手に、あの、乳がんとは、あの、ほど遠い人間というふうに、勝手に自分で決め付けていまして。あの、子どもを生んでいる人とか、あの、そういう人は、あんまりならないよみたいな俗説を、そんなもんなんなのかなって。あんまり、お友達にもそういう乳がんになった方がいらっしゃらなかったので。あの、ま、なる人はなられているんだろうけども、あんまり、自分にくるとは思っていなかったんですよね。
で、10年前のちょうど夏ごろだったですけども、非常にわたしは汗かきなので、あの、襟をくった洋服を着ていまして、で、ちょうど、お盆ころにみんなが集まってきているときに、「あら?」ってこう胸をさわるとね、しこりを感じたんですよ。でも、まだ、乳がんとは思っていなくって、あの、何か、ただのしこりで乳腺みたいな、何か良性の何かかなって思ったのですけれども。
子ども、息子ですが、たまたま、あの、お友達のお友達で、男の子なのに乳がんって言われた人がいたらしいんです。それで、男の人でもあるらしいっていうことを、本人も言いまして「ちゃんと診てもらわないと怖いよ」っていうのを息子がわたしに言いました。で、娘も主人も母も妹たちも、「まあ、病院に行けば分かるから」っていうことで、それぐらいの知識で、そんなに周りに乳がんの人がいなかったんやと思うんですね。だから、あの、「病院に行きたくない」と言っているわたしにだったら、みんな「行け、行け」って言ったと思うですけど、「いついっか婦人科で受診する日があるから、そのときついでに診てもらおうかな」っていうのを、「しこりがある」というのと一緒に言っていますので、それ以上のことは、みんな言わなかったですね。ですけど、その息子のお友達のお友達っていうのを息子が聞いてきている、たまたま聞いてきているときに、わたしが言ったもんですから、あの、すごい真面目な顔で言いました。はい。でも、本気にしていなかったです、わたしが。(笑)自分のことは、あの、たまたま、「あれ、これをしこりというのかな?」ぐらいの程度だったです、はい。だから、そんなに、どきどきもひやひやもそのときはしていなかったんです。だから、受診するまではね、ひょっとしたら言われるかもしれないっていうのは、全くゼロではなかったですけれども。「どうしょう、どうしょう、怖いわ」とかそういうのは一切なかったです。

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