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診断時:37歳
インタビュー時:42歳(2008年7月)

東北地方在住。乳がんで母親がすでに他界し、父親と2人暮らし。34歳頃から左右の乳頭からの出血があり、父親の勧めで受診。2003年秋に両側乳がんと診断され、両側乳房全摘術、術後化学療法、ホルモン療法を受けた。発症時は飲食店に勤めていたが、現在は退職。父親も脳梗塞と大腸がんを患っており、現在は生活保護による医療扶助を受けている。

語りの内容

ホルモン療法というのが、お腹、ヘソの下の下腹部にゾラテックスっていう注射を打つんですけれども、それがこう徐々に、こうカプセル状(ごく細い形状)のがもうおなかに埋め込まれて、それが、徐々にこう効いていく薬なんですね。卵巣の働きをまるっきり止めてしまう薬なんです。ですので、生理がないです。それを3年間やりました。ところが、その薬というのが、更年期症状がものすごく私ひどかったんです。そのときも、うつ状態になってしまって、関節痛、頭痛、ホットフラッシュというほてりになってしまって。一番そのときつらかったのは、社会復帰しても思うとおりに、体が動かない。それが一番つらくて、仕事が続かなかったんですね。ようやく自分がうつ、もしかしたら、いろいろな本を読んで、うつなんじゃないかということに初めて気がついて、精神科に通うことになったんです。今通っている病院とは別の精神病院に通っているんですけれども、まあ、いろいろ心理テストの結果を見ても、抑うつ状態って言われて、朝昼晩と抗うつ剤、今に至るまで飲んで、精神を安定させている状態なんですね。睡眠薬も2錠、今、飲んでいます。

私は: です。

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