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DIPExって何?
DIPExは Database of Individual Patient Experiences(個々の患者の体験のデータベース)の頭文字を組み合わせた名前です。
オックスフォード大学のプライマリヘルスケア部門と「DIPExチャリティ」という非営利団体によって作成・運営されているウェブサイトです。
DIPEx ウェブサイト [ http://www.dipex.org/ ]
DIPExの全体像(2006年7月作成)(PDF:108KB)
ここには1000人を超す患者や介護者、スクリーニング検査経験者の語りが、映像データ、音声データ、テキストデータの3つの形式で収載されています。 media playerなどの映像ソフトを用いれば、人々が病気や医療にまつわる体験について語っている様子を、ビデオ映像で見ることができるのです。
2007年6月末現在、DIPExがカバーしている疾患や医療の経験は、がん、心疾患、神経疾患、がん検診、出生前診断など33項目に上っています。 それぞれについて、35人から50人の語りが収録されています。
出演している人々は匿名ではありますが、顔を隠したり映像をぼかしたりせずに、カメラに向って率直に自分の体験について語っているので、同じ病気を持つ人にとっては共感が持て信頼のおける情報源となっています。 (ただし、事情があって顔を出したくな いということで、音声もしくはテキストデータのみの協力者もいます。)
DIPExのウェブサイトにアクセスすることで、新たに病気の診断を受けた人は、ほかの患者たちがどのようなことに悩み、どうやって治療法を選択したかを知ることができますし、医師・看護師・薬剤師など医療の現場で働く人々は、普段はなかなか聞けない患者の本音に触れてそれをよりよい医療提供に活かすこともできます。 昨今注目されているナラティブ・ベイスド・メディシン(NBM=患者の語りに基づく医療)の基盤になりうるデータベースなのです。
NBMデータベースとしてのDIPEx(PDF:154KB)
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