自分のボディイメージの変容を、夫がどのように受け止めるかが心配だった

インタビュー46

診断時:44歳  インタビュー時:45歳
2000年に乳がんの診断。乳房切除術。

この人の語りを見る



乳房を失うこと、女性としての価値を下げることはそれほどたいしたことではありませんでした。それより、がんを摘出することのほうが重要な問題でした。しかしそうは言っても、下を見て、かつてはきれいな乳房があった場所に大きな醜い傷があるのが目に入れば、いい気はしません。しかもそれを克服しなければならないのです。傷口を直視し受け入れなければなりません。初めは嫌で、手術後3、4日間は見ませんでした。でもとうとう私はやりました。傷口を見たのです。傷は思っていたほどひどくはありませんでした。確かにひどくはありましたが、私が想像していたほどではありませんでした。

家に帰って夫にこの傷を見せることも少しばかりショックでした。夫がどう思うか分からなかったからです。もし何らかの形で夫の外見が損なわれたとしたら、自分だってどう思うか分かりませんでした。

でも私は思い切って夫に傷を見せました。夫は傷にキスをし、私にもキスをしました。そして私たちはまたいつも通りの生活に戻りました。傷は全く問題ではないかのようにね。

乳房切除術を受けた後のセックスについて話しましょうか?

――もし話したければ、お願いします。

最初は簡単ではありませんでした。でもブラジャーを着けたままでとにかくコトを行うのです。(笑い)。それは前と変わりません、今でも同じように感じますしね・・・。夫には、どこまで素晴らしい人なのかといつも驚かされます。私が考えていた他の何よりも、夫の深い思いやりによって、私たちの絆が強まりました。

※このページのテキストとリンク先にある情報の著作権は、英国のOxford大学ならびに英国の登録福祉法人DIPEx (承認番号1087019、以下"DIPEx Charity"と呼ぶ)によって共有されており、その情報はこれらの法人の許可を 受けて掲載されています。いかなる形であろうと、Oxford大学ならびにDIPEx Charityによる明示的同意なしに、 これらの情報を再利用することはできません。また“DIPEx”はDIPEx Charityが所有する商標登録です。

このページの先頭へ