月別アーカイブ: 2013年7月

お知らせ

8月8日、「患者の語り(ナラティブ)から何を学ぶか」というテーマで交流セッションを行います。

8月7・8日に仙台国際センターで開催される日本看護学教育学会第23回学術集会において「患者の語り(ナラティブ)から何を学ぶか」というテーマで交流セッション(8日15:00-16:30)を行います。学会参加予定の方はぜひお立ち寄りください。

お知らせ

7月26日、「医療系学生に対する『患者の語りデータベース』の教育的活用の検討」という報告を行ないます。

7月26・27日に千葉大学亥鼻キャンパスで開かれる第45回日本医学教育学会大会において「医療系学生に対する『患者の語りデータベース』の教育的活用の検討」という報告(26日14:50-16:10)を行ないます。学会参加予定の方はぜひお立ち寄りください。

お知らせ

8月3日(土)「未来の医療を創る授業:患者の語りデータベースの教育的活用の意義」と題された研修会が開かれます。

【研修会】
未来の医療を創る授業:患者の語りデータベースの教育的活用の意義

終了いたしました。

日時 平成25年8月3日(土) 13:30~17:00(予定)
場所 北里大学薬学部1号館6階1603セミナー室
参加費 入場無料
対象 学生30~40人、医療系大学教員、臨床現場の看護師・医師など
主催 未来の医療を創る会(FORM)

「未来の医療を創る会(FORM)」は次の3つのことを活動理念として掲げる医療系・非医療系の学部生が一緒に活動する団体です。

 1.闘病者のQOL向上に貢献する
 2.医療を受ける側と提供する側の距離を縮める
 3.学生や先生方の意識を改革する

今回の企画は「学生主催で新しい教育の必要性を発信すること」をめざし、従来の教育では知ることは難しい「患者の本音」に触れられる、DIPExの「健康と病いの語りデータベース」を授業に導入することを、学生および教員の方々に提案するための研修会です(詳細は下記をご覧ください)。

プログラム

ご挨拶とFORMの紹介(13:30~13:45)
FORM代表 秦 峻一(立教大学 法学部4年)/大和屋仁(北里大学 医学部4年)

DIPEx-Japanの紹介(13:45~14:00)
NPO法人 ディペックス・ジャパン事務局長 佐藤(佐久間)りか

乳がんについて、がん患者の心理についての講義(14:00~14:30)
北里大学薬学部医療心理学部門・准教授 有田悦子

患者語りデータベースDIPExの動画閲覧、個人でのまとめ(14:30~15:00)
北里大学薬学部医療心理学部門・准教授 有田悦子

<休憩>

グループディスカッション(15:20~16:20)

オブザーバーの方々からのコメント(16:20~16:40)

クロージング(FORMの今後の活動、アンケートなど)(16:40~17:00)
FORM代表 秦 峻一(立教大学 法学部4年)/大和屋仁(北里大学 医学部4年)

懇親会(任意)

申込方法

参加のお申し込み、お問い合わせはform.mirainoiryou@gmail.com宛(宛先を全て半角にしてください)にお願いします。

概説

今回の授業では「DIPEx -Japan 乳がんの語り~診断された時の気持ち~」をトピックとして扱う予定です。

その理由としては、1.女性の方が男性よりも感情表現が多様であること、2.診断された時の気持ちについて考えることは、治療法やフェーズごとの気持ちについて考えるよりも、広く一般的かつ重いテーマであること、3.講師である有田先生が実際に授業で使用し、学生側からの評価も高かったこと、の3点を挙げたいと思います。

その他にも、「乳がんとは何か」や「がん患者の心理」など、重要な周辺知識についても学習できる授業にしていくつもりです。また、個人で考えをまとめた後に、少人数制でグループディスカッションを行うことで、各人のとらえ方の違いを共有し、アウトプットする時間も設けていきます。

最後に、見学に来て頂いたオブザーバーの方々にもコメントを頂き、教育的活用の意義についての意見を頂けるような会としたいと考えております。

研修会全体終了後には、懇親会も設け、せっかく来て頂いた方々同士での交流の時間を設置し、同時に我々FORMと参加者の交流も図る予定です。