来る3月5日、今回で3回目となるチャリティボウリング大会を行います!
前回と同じ笹塚ボウルで、どなたでも参加できる楽しい企画です。
なぜ、DIPExは皆さまからのご支援が必要なのか。
当事者の語りをウェブサイトで公開する試みには、とても大きな資金が必要です。
しかし、私たちは、特定の企業からの寄付などによって、本来出すべき情報が出せなくなるという、「利益相反」の可能性を避けるため、特定の企業などからの寄付を受けないことを決めています。
そのため、ウェブサイトで公開される当事者の語りを増やしていくためには、DIPExのことを理解し、応援してくださっている皆様から直接チャリティという形でご寄附を頂く必要があります。
ぜひ「健康と病いの語り」をより多く皆さんと共有するために、食べて飲んで、活動資金チャリティにご協力ください!
詳細はFacebookのイベントページ
に掲載しました。イベントページの「参加する」ボタンを押して頂ければ、申し込みは完了です。
ご家族やご友人など周りの方をお誘いあわせのうえ、ご参加ください。
どうぞよろしくお願いします!!
月別アーカイブ: 2016年1月
患者さんの語りはこの世に二つとない貴重なドラマ
2016年1月20日、国際医療福祉大学名誉大学院長・金澤一郎先生が、すい臓がんでお亡くなりになりました。
私たちディペックス・ジャパンの活動を設立当初より見守り、「『知らないことから来る不安』を解消するために」という応援メッセージを送ってくださいました。
メッセージの中には「患者さんの体験に基づいた「語り」は、その人にしか行い得ない、この世に二つとない貴重なドラマである」という言葉があり、金澤先生が医療者として、常にその「ドラマ」から何かを学び取ろうとされていた姿勢がうかがわれます。
金澤先生のこれまでのご支援に深く感謝しつつ、心よりご冥福をお祈りいたします。
認知症の語り追加インタビューのための募金活動終了報告
2015年9月より12月末日まで、期間限定で「認知症の語り」ウェブページに認知症本人の語りを10人分追加するために、100万円を集める募金活動を展開しました。
その結果、12月末日までに79名の方々から合計465,002円のご寄付を集めることができました。ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
目標額の100万円には達しませんでしたが、これは4名のインタビューを追加することが可能な金額です。既に1名の方へのインタビューが終了しています。
引き続き、新たな方々をウェブサイト上でご紹介出来るよう、実作業を進めてまいります。
ご寄付の内訳は以下のとおりです。
- 期間:2015年10月6日~2015年12月31日
- 集まった金額:465,002円
- 件数:79件(個人64、法人15)
- 金額別人数
3,000円~ 50件
4,000円~ 1件
5,000円~ 11件
6,000円~ 5件
9,000円~ 1件
10,000円~ 9件
20,000円~ 1件
100,000円 1件
今回は認知症の語りインタビューの追加に目的を絞った期間限定の募金活動でしたが、引き続きご寄付は受け付けておりますので、以下のページからお申し込みください。「寄付をする」
今後とも、ディペックスジャパンにご支援・ご協力の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
【公開シンポジウム】
もっと知りたい認知症Q&A~体験者の声から学ぶ
2014年7月に開催されたシンポジウムの記録ビデオです。半年後に公開予定でしたが、サーバーのトラブルに見舞われ、その直後にサイトのリニューアルなどもあって、公開が大幅に遅れてしまいました。だいぶ時間が経ってしまいましたが、シンポジウムで交わされたQ&Aの内容は多くの方のお役に立つものだと思いますので、お蔵入りさせることなく、公開することにいたしました。(関係者の皆様には公開が大変遅れましたことを改めてお詫び申し上げます。)
シンポジウム自体は3部構成になっていますが、ここでは第2部の「もっと知りたい認知症Q&A」と第3部の会場からの質問への回答をご紹介します。当日配布資料はPDFで添付します。また、第3部で時間不足となり、お答えできなかった質問についても後日、登壇者から回答をいただいていますので、そちらもPDFでご覧ください。
日時 | 2014年7月6日(日)13:30~16:30 |
場所 | 東京大学農学部・弥生講堂 |
共催 | 科学研究費助成事業(基盤C)「「認知症本人と家族支援のためのWebサイト」の充実と教育的活用の効果に関する研究」研究班(代表者:竹内登美子) 認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン |
第1部:認知症本人と家族介護者の語りウェブページのご紹介
後藤惠子(東京理科大学薬学部教授)
第2部:もっと知りたい認知症Q&A
「認知症本人の気持ちを知りたい!」「認知症の薬、どこまで期待できる?」
「虐待・介護うつに陥らないためには?」「ケアの工夫やコツを教えて!」ほか
内海久美子(砂川市立病院精神科部長)
干場 功(若年性認知症家族会「彩星の会」顧問)
井口高志(奈良女子大学生活環境科学系・准教授)
(司会)竹内登美子(富山大学大学院医学薬学研究部教授)
シンポジウム「もっと知りたい認知症Q&Apart2」第2部:
Q1:認知症の薬物療法にどこまで期待していいのでしょうか?
Q2:認知症本人や家族はどんな公的支援をうけられるのでしょうか?
Q3:介護うつ、虐待に陥らないためにはどうしたらいいのでしょうか?
Q4:認知症の進行と家族の役割とは?
Q5:認知症とともに生きるとはどういうことなのでしょうか?
「2014認知症シンポ第2部資料」(PDF)
シンポジウム「もっと知りたい認知症Q&Apart2」第3部:会場からの質問への回答
Q1:薬剤投与開始のタイミング~MCIの人に投薬は必要か?猶予期間でできることは?
Q2:できるだけ家で介護したいが、どんどん進んでいるのでこれからが心配。どうしたらいいのか?
Q3:認知症の母をデイケアに通わせたいが、すぐに怒り暴言を吐くので、介護認定も受けられない。どうしたらいいのか?
Q4:認知症の人がもう一つの疾患を患ったとき(がんなど)、どのように対応すべきか?
「会場からの質問~未回答分への答え」(PDF)