膀胱・腸障害

前立腺がんの治療は、腸や膀胱に影響を与える可能性があります。次の患者は根治的前立腺全摘除術を受けたあと、腸に支障をきたした例です(根治的前立腺全摘除術後に腸の障害をきたす例は稀です)。

外部照射もまた、腸や膀胱に影響を与える可能性があり、次の患者さんたちは、肛門からの出血、下痢、便秘、腸の損傷などのエピソードを語っています。

放射線治療は、ときに膀胱の痛みや炎症を生じ、また、排尿時の灼熱感をもたらす。小線源治療は、放射性のシード埋め込むときの中空針の挿入後に起こる前立腺の腫れから、一時的な尿の問題を引き起こす可能性があります。小線源治療では、また、一時的な腸の問題を生じる可能性があります。前立腺全摘除術を受けたある男性は手術後、排尿に若干の問題を生じたと説明している。

HIFU(ハイフ=高密度集束超音波療法)では、腸や膀胱の副作用を生じることが少ないと考えられていますが、それでも、腸・膀胱の副作用が発生する可能性はあります。これはまだ新しい治療法であり、その効果や副作用について評価するにはもっとデータを集める必要があります(より詳細な情報については、前立腺がんチャリティのウェブサイトを参照してください)。

膀胱の問題についての詳細はThe Bladder and Bowel Foundation(膀胱・腸財団のサイト)をご参照ください。

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧

ページの先頭へ