診断時:71歳
インタビュー時:72歳(2008年6月)

首都圏在住。大腸がん、肺がん(再発あり)、心筋梗塞、脳梗塞なども経験している。毎年市のPSA検診を受けてきたが、2004年の検診で4を超えたため、都内の病院で生検を受けたが、生検時の手技と医師の対応に疑問を感じ、地元の病院に転院して2007年5月に前立腺全摘除術を受けた。術後1年余り経過して、時折尿漏れの不安があるが、ほとんどパッドはつけなくてもよい状態になっている。

語りの内容

で、NHKの「きょうの健康」の前立腺がんのところを見ると、いろいろ例が出ていて。やっぱり日本は、どうも手術が標準治療。アメリカなんかは小線源治療が放射線治療の主流だけれども、日本はまだ手術が主流だと。なぜ手術が主流だというと、放射線で治療をやっちゃうと周りの細胞が皆、殺されちゃうよね。再発(再燃)時に、手術に切り替えようと思っても、手術じゃもう周りの細胞がいかれちゃっているんで、繋ごうと思っても繋げられないんだよ。尿道と尿道を繋ごうとしてもなかなか繋げられないということなんです。まず、手術が先行ということになっている。ホルモン療法というのがあるけども、これは完全に治るわけじゃなくて、ただ延命ということで。まあほとんど治ったと同じぐらいの効果になりますけどね。これはやっぱり、手術をするんじゃないといけないなと思って。

私は: です。

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