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診断時:64歳
インタビュー時:71歳(2008年10月)

診断を受けたときには、近畿地方在住で、妻と2人暮らし。診断直後からホルモン療法を受け、開腹による全摘除術を受けたが、すでにリンパ節に転移しており、手術は失敗したと告げられた。その後、リニアックによる放射線療法を受け、ホルモン療法を続けていたが、ある時、ホルモン薬はあと3年ぐらいしか効かないと言われ、ショックを受けて4年通った病院から転院。その後、ホルモン注射を続ける煩わしさから、除睾術を受けた。

語りの内容

――これはあの除睾術ですかね、あのー、手術で取ってしまうという、その除睾術という…。

はい、そうです、そうです。それをあの、2年前ですかね、やって、やりました。一々注射すんのもね、同じことなんですよ。あのー、注射せなくてよくなりますし、で、これ、どっちみち治らへんですからね、と自分で思いますしね(笑)。

――どっちみち治らないというのは?

うん、あの、あの、どっちみち、この女性ホルモンを打って、続けて打っていくんですから、で、年も年ですから、そんなことはもうええやんかという判断で。でも、注射すんのもうっとうしいからということで、もう先生も、「ほんならそれのほうがええやろう」みたいな感じでしたから、もう簡単にできるからというようなことで、簡単だったです、本当に1週間でしたからね、入院はね。

――入院は1週間。

ええ。

――で、あの、割とこう除睾術、取ってしまうっていうのって、割と多くの方が、あの、ちょっとそれは避けたいっていって避ける方も多くいらっしゃるんですね。男性機能とか男性らしさを残したいっていう意味もあって残す方もいらっしゃるんですけども、ご自身が、その、あえて選ばれたというのを、ちょっと少し詳しく聞かせていただけませんか。

それねまあ、早計であったかどうか知りませんけれども、もうあの、煩雑だったとか、あの、あれね、(薬価が)10万円するんです、あの注射ね。だから、(自己負担額は)3万円でしょう。まあ、お金的な問題はあんまり問題なかったやろうけどもねえ。やっぱり、あのー、まあ、じゃまくさいないう、じゃまくさいな思いましたね、もう。どっちみち一緒やったら、もうね、あの、ええ。まあ、自分はそう思いましたけどね。

私は: です。

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