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乳房切除術
乳房切除術は乳房すべてを取り除くことです。単純な乳房切除術は、乳房の組織を取り除くだけですが、一方、根治的乳房切除術(ハルステッド法)は胸筋までも取り除くことになります。最近では、根治的乳房切除術はほとんど実施されることはなくなりました。また、通常、外科医は乳腺から外にがん細胞が広がっていないかどうか調べるために、腋の下のリンパ節を摘出します。これは、他の治療が必要かどうかを医師が判断するのに役立ちます。腋窩リンパ節を全て取り除く医師もいますが、その一方、試験的にいくつかのリンパ節だけ取る医師もいます。ほとんどが1週間から10日の入院を要します。英国では、乳房切除術の後、ブラジャーの中に入れることができる軽い泡状の補正用パッド(人工乳房)が渡されます。補正用パッドにはいくつかのタイプがあります。ここでは、乳房切除術と補正用パッド使用の経験について語られています。
ある女性たちにとって、腫瘍の大きさとがんのタイプから乳房切除術が最もよい選択肢でした。何人かの女性たちは、自分がなぜ乳房切除術を行ったか、そして、その時どのように感じたかについて話していました。
ある女性は乳頭のパジェット病(乳首が冒される珍しいがんの型)になりましたが、このような場合は乳房切除術が最もよい選択肢でした。また、炎症性乳がんという通常少ないタイプのがんになり、乳房切除術を受けた二人の女性たちもいました。何人かの女性たちは、乳房温存手術があまり一般的ではなかった15年以上前に、乳房切除術を受けていましたが、彼女たちは手術と快復の状態に満足していました。両側の乳房切除術を経験した女性も4人いました。何人かは手術を受ける前の気持ちについて、ある人はどのように手術に向けて体調を整えていったかを話していました。別の人は、例えばドレーン(排液管)を除去するといったことを含む処置の様子や、手術後の体操について話していました。必要な時はいつでも鎮痛剤を用いるべきだという人もいましたし、一方で鎮痛剤を使わずに済んだ人もいました。
“ 手術に備えて体調を整えた ”
“ 術後の処置について話している ”
多くの人にとって手術は問題なく終わりましたが、何人かは手術中または手術後の合併症を経験していました。数人の女性たちは術後に空腹感、あるいは少ししてからの疲労感を感じていました。多くの人たちが、身体のイメージが変わってしまったことについての気持ちを話していました(Talking about「ボディイメージ」を参照)。何人かはその経験の結果として、喪失感を感じており、肉体的にも精神的にも快復するまでには時間がかかることを見越しておくよう助言していました。他の患者と会うことにより、心配事を共有できただけでなく、病院での経験を楽しむことができたと語った人もいました。多くの人がお見舞いに来てくれた人や受け取ったカード、お花について話していました。何人かの女性たちは病院で受けたケアによって、見守ってもらえて、保護されていると感じられたと述べていました。しかし、別の人は、病院に飽きてしまって、家に帰りたくて仕方がなかったと話していました。多くの人たちが、術後に補正用パッドを受け取って、どうやってうまく扱えるようになったかについて説明していました。
