放射線療法

放射線療法は、通常細胞への被害を極力少なくしながら、がん細胞を死滅させるために高エネルギーの放射線を使う治療法です。治療は通常外来で数週間にわたり毎日行われます。ここでは、放射線療法とその副作用の経験について述べられています。

女性たちは放射線療法を受けた理由とその治療法について語っていました。二人の女性が、機器の故障で治療が延期したことに触れていました。放射線療法を受ける前に不安だったという人も何人かいましたが、ほとんどの人が放射線療法は痛みがなかったと言っており、治療の間も働き続けていました。ある人は、痛みがないけれども、放射線療法は人間味が無く孤独な体験だったと言っていました。

しかし、放射線療法がつらいと語る人も数人いて、このうち何人かは放射線療法と化学療法を比較し、なぜ放射線療法の方が不安になったかについて説明していました。

ある人は数週間毎日行うのではなく、1週間に2回行って休むという放射線療法の臨床試験に参加していました。別の患者は乳房の手術の最中に放射線療法を受けるという、術中放射線療法を体験していました。これから治療を受ける予定の患者は放射線療法についてはよくわからないと言っていました。

病院のスタッフが親切で協力的だったという人たちもいれば、一方で、スタッフがぶっきらぼうで冷たかったという人たちもいました。他の患者と話をすることで、勇気づけられたという人たちもいました。しかし、自分の感情に向き合いたいということで、待合室で他の患者と話すことを望まなかった人もいました。何人かの女性は放射線療法での副作用はなかったと言っていました。しかし、多くの人たちが治療中や治療後に、倦怠感や、「じくじくする」、痛み、赤み、ほてりといった皮膚のトラブルのような副作用を体験しており、そのためにクリームを使った人たちもいました。放射線療法の最中や治療後に抑うつ状態になったという人たちもいました。個々のインタビューでは肩の拘縮や骨の痛み、食欲減退といった一時的な副作用もあがっていました。ある人は放射線療法中に肺塞栓(肺の血栓)を起こしており、ある男性の患者は治療と治療の合間に合併症を体験していました。

何人かの女性が、治療の予約の際に誰かと一緒に行ってもらうとよいと話していました。他にも、治療中と治療後は十分に休息することが必要で、必要であれば助けを借りた方がよいと助言する人もいました。