原因に関する当事者の考え

前立腺がんの原因はいまだに解明されておらず、高齢の男性に多く見られる病気ですが、この病気にかかる確率を若干高めると考えられるいくつかの因子があります。それは親戚に前立腺がんの経験者がいること、そして動物性脂肪やタンパク質を多く含む食生活をしていることです。

前立腺がんを単に「年齢のせい」とか「よくあること」と受けとめている人もいますが、それはよくある前立腺の障害、例えば前立腺肥大症(BPH)などと混同しているのかも知れません。患者さんは、それぞれ多種多様な原因を挙げていますが、原因は一つだけではなくおそらく色々な要素が複合しているに違いないという主張がしばしば聞かれました。また多くの人が、遺伝的要素が一番重要な因子だと考えていました。

ある男性は自分の前立腺がんは家族性のものだと考えていましたが、同時にいかなる病気であろうと、かかった自分にも何らかの責任があるはずだ、とも感じていました。

インタビューでは、食べ物に関係した要因、特に乳製品と肉類が、さらにストレスがしばしば前立腺がんの原因として挙げられています。この他に、激しいスポーツ、活発な性行動、精管切除手術、化学物質による汚染や電磁波への暴露なども、前立腺がんの原因として挙がっていました。