疼痛緩和

前立腺がんのすべての患者に痛みがあるわけではありませんが、もし痛みが生じてしまったら、痛みを抑制する方法はいろいろあります。がんが骨にまで転移していた場合は、外照射をして痛みを取り除くことができます。放射線はがんの影響を受けた骨やその周辺部に照射されます。骨の痛みのある部分に1回から10回ぐらい照射を行います。症状は一般的には治療後4週間から6週間でよくなると言われていますが、治療を受けてから数日の内にいくらか痛みが緩和されたと言う人もいます。また、薬で痛みを抑える方法もいろいろありますが、時によっては適当な投与量を見つけるのに少々時間がかかる事があります。

ストロンチウム89と言う放射性物質(アイソトープ)も痛みのコントロールに使われることがあります。アイソトープは腕の静脈から注射で投与されますが、これは一般的に外来で行われます。体内に注入されると、ストロンチウムは痛みのある骨に浸透して痛みを抑制します。病院やホスピスなどに併設された専門ペイン・クリニックでは、専門家による疼痛管理が提供されています。