インタビュー内容テキスト

ある友達に、ほんとに仲いい友達なんですけれども。4人、4人いるんですけど、その4人だけには言ってあったんですね。がんが見つかったって。これから手術とかいろいろ治療が始まるっていうふうに、4人にだけには言いました。で、たまたま、あ、4人の中の近しい人に、あの、うん。近しい人に、がんが経験した人がいたんですね。だから理解があったんです。だから、この4人が病院にお見舞いに来て、入院中、お見舞いに来てくれたりして、ほんとに、そんなに「頑張れ、頑張れ」とは言わないんですね。「これ、おいしいもの、食べられる時、食べてね」なんていう感じで、ただ、「頑張れ」っていうことは一言も言わなかったんですね。「頑張れ」って言われると、逆にプレッシャーっていうか、気持ちに落ち込んだりするけど、その4人はわかってるので、「頑張って」っていうことは一言も言わなかった。ほんとに普通に、いつものように接してくれたんですね。だから、そのお蔭で、すごい気が楽になったと思うんで、ほんとに4人には感謝してます。

実は、他の友達には言わなかったんです。誰にも言えない、他の友達には言ってませんね。まあ、なんか、悪いうわさが広まってしまうのが嫌だったので、変に。だから、主人にそんなことで迷惑、なんか好奇心持って話されたりしたら嫌ですし、他の人たちには言わなかったんです。しばらくの間は言わなかったんです。でも、手術終わって、あ、無治療になってから、今から2年ぐらい前から、実は以前、自分は、あ、「突然、途中で会わなくなったけど…」っていうようなことを言われた時には、「実はがんだったの」って。「なんで言ってくれなかったの」なんては言われてしまうんだけれども、まあ、「ごめんなさい」っていうことで。「言ってくれればいいのに」なんて、「寂しかったわ」なんていうふうに言ってくれる人もいたんですけれども、がんだからって、ちょっと、こう、あの、友達関係がなくなってしまうっていう、そういう人もいるので。まあ、そういう人は、まあいいです。とにかく。今は、もう、がんになったんだっていうことは、少しずつ言うようにしてます。反応もいろいろですね。その人によって。

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