事務局だより

【樋口さんの記事のご紹介!~認知症の人は「何もわからない」という大きな誤解~】

こんにちは、DIPEx-Japan運営委員瀬戸山です。
DIPExの「認知症の語り」に登場してくださっているレビー小体病当事者の樋口さんが書かれたコラムのご案内です。
  

突然ですが、これを見てくださっている方は、実際認知症の方とどのくらい話をしたことがあるでしょうか。認知症という言葉に対して、どんなイメージを持っているでしょうか。

 

認知症に対してネガティブなイメージを持ちがちな方は、まず、樋口さんのこのコラムを読んでいただきたいと思います。コラムの中には、こんなメッセージがありました。

「病気は、生き方を真剣に考える機会を与えてくれます。残りの時間で、何ができるのか、何をしたいのか、何をするべきなのか、何をすれば満足して死ねるのか、私は真剣に考えました。来年はないのかも知れないと思った時、迷いや多くの悩みは消えました。」

病気は、マイナスな側面ばかりではないですね。この言葉に、私は大いに共感します。当事者の方から発せられるこの言葉は、多くの人に、力を与えてくれるものだと改めて思いました。

以下、樋口さんご本人からのメッセージつきで、記事のご紹介をさせて頂きます♪
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みなさま

ご無沙汰しています。
みなさん、1年間本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました。

昨日、ヨミドクターに2つ目のコラムがアップされましたので
図々しくお知らせ致します。
「認知症と終末期医療。誰がいつ決めるのか、当事者の立場で書け」
という依頼でした。

【「何もわからない人」というとても大きな間違い】

認知症について、終末期について、死について、胃ろうについて、
一般に広く信じられている考え方とは、違うものを書きました。
お読み頂けましたら、とてもしあわせです。

最近、「VR(バーチャルリアリティー)認知症」レビー小体病 幻視版の制作
にも協力しました。来年から都内で定期的に無料体験会を開くよう計画中です。
詳細が決まりましたら、またご連絡させて下さいませ。

少々早いですが、どうぞ良い年をお迎え下さい。

樋口直美

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