投稿者「dipex-j」のアーカイブ

事務局だより

東京都の認定延長が認められました!

ディペックス・ジャパンは平成25年9月に認定NPO法人として認められましたが、その有効期間は平成30年9月までとなっていました。つまりこの認定は5年ごとに延長申請をして審査を受け承認されなければなりません。
そもそも一般のNPO法人と認定NPO法人は何が違うのでしょうか。「認定NPO法人」とは、NPO法人のうち「一定の基準を満たしている」と所轄庁(都道府県・政令市)が認めた法人のことです。広く一般から支持を受けているか、その活動や組織運営が適正におこなわれているか、より多くの情報公開が行われているかなど、様々な視点から判定されますが、NPO法人と比べ「より客観的な基準において、高い公益性をもっている」というお墨つきをもらっている団体が認定NPO法人であると言えるでしょう。その結果認定NPO法人に寄付をすると、所得税の税額控除が取れるという大きなメリットが与えられるほか、高い社会的信頼性が付与されています。

私たちは昨年(平成30年)3月19日に延長申請の書類一式を提出し、長い審査期間の後、平成30年12月27日にようやく認定延長の承認が下りました。新しい有効期間は平成35年9月までとなっています。ディペックス・ジャパンにとっては初めての延長申請であり、多くの苦労を乗り越えての延長承認となりました。以下その概要をご報告します。

1) 認定更新のための審査対象期間は2012年5月1日~2017年4月までの5年間となります。従って、2017年4月期の決算がほぼ出た4月に東京都の担当部署を訪ねて相談をしました。
2) その後決算が確定した後申請書類のドラフトを作成し、それをもとに2017年10月「NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会」にドラフトとその証憑書類などをチェックして頂きました。
3) その時にアドバイスいただいたことを参考にして申請書類を修正し、証憑書類を整備して2018年1月に再度東京都を訪ね、書類の確認をしていただきました。そこでも何点か修正の指摘を受け、最終的に提出期間の初日である2018年3月19日に更新申請書類1式を都庁に提出しました。
4) その後しばらく音沙汰がなく、どうなっているのか不安になり始めたころやっと、8月1日に現地調査を行う旨の連絡がありました。
5) 調査当日は狭い事務所に4人の都庁職員の方が見えて、こちらも4名で対応しました。都庁の方は2人づつ2班に分かれて、1つの班は会計帳簿と寄付台帳の監査で、これは公認会計士の監査のようなものでした。もう一つの班は申請書類の内容にかかる監査で、提出した書類に記載された金額の根拠となる書類の提出を求められたり、説明を求められたりしました。その日の調査は朝10時から夕方5時ころまで丸1日かかりで行われ、一部書類の不備や計算間違いなどの指摘も受けましたが、概ね良好に処理されているとのコメントを頂きほっとしました。
6) 当日指摘されたところを修正して、再度申請書類を提出しましたが、その後しばらく音沙汰がなく、不安になり始めたころやっと、「承認が下りたので書類をとりに都庁まで来るように」との連絡がありました。指定された12月27日に都庁に出向き、簡単な説明のあとやっと更新承認の書類を頂くことができました。
7) 最初に都庁に相談に行ってから1年8か月の長期にわたる更新作業もようやく完了し、担当者一同で祝杯をあげました。
以上

事務局だより

【追加募集です:痛みの治療はしていたが、治療を止めている方】

【追加募集です:痛みの治療はしていたが、治療を止めている方】

DIPEx-Japan運営委員瀬戸山です。
先日下記のご案内をさせて頂きましたが、追加で、「痛みの治療はしていたが、治療を止めている方」も募集しております。すでに何人かの方からご連絡を頂き、どうもありがとうございます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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現在、「慢性の痛みの語り」プロジェクトの3年目に入り、お陰様で30名近くのインタビューが終了しました。
しかし、まだ下記に該当する方々を探しています。
もし、ご家族、お知り合いでお心当たりがありましたら、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。
・歯やあご、口の周辺の痛みが6カ月以上続いている方
・帯状疱疹のあとの痛みが6カ月以上続いている方
・離島やへき地にお住まいの長引く痛みをお持ちの方
・男性で長引く痛みをお持ちの方
・40歳以下の女性で長引く痛みをお持ちの方
その他、慢性の痛みをお持ちの方でインタビューに
ご協力可能な方がいらっしゃいましたら、
佐藤幹代までご相談ください。
メールアドレス manseikatari@gmail.com
ご協力よろしくお願いいたします。
慢性の痛みの語りプロジェクト代表者
佐藤幹代(代いば)
★ 「慢性の痛みの語り」データベース構築 プロジェクト 佐藤幹代
〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311番地159
自治医科大学看護学部
TEL(直通):0285-58-7511 (月~金10:00-16:00)
電子メール:manseikatari@gmail.com (こちらでご案内させていただきます)★
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事務局だより

【お知らせ:「慢性の痛みの語り」のインタビューを受けてくださる方、募集しております!】

皆様

現在、「慢性の痛みの語り」プロジェクトの3年目に入り、お陰様で30名近くのインタビューが終了しました。

しかし、まだ下記に該当する方々を探しています。
もし、ご家族、お知り合いでお心当たりがありましたら、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。

・歯やあご、口の周辺の痛みが6カ月以上続いている方
・帯状疱疹のあとの痛みが6カ月以上続いている方
・離島やへき地にお住まいの長引く痛みをお持ちの方
・男性で長引く痛みをお持ちの方
・40歳以下の女性で長引く痛みをお持ちの方

その他、慢性の痛みをお持ちの方でインタビューに
ご協力可能な方がいらっしゃいましたら、
佐藤幹代までご相談ください。

メールアドレス manseikatari@gmail.com

ご協力よろしくお願いいたします。

慢性の痛みの語りプロジェクト代表者

佐藤幹代(代いば)
★ 「慢性の痛みの語り」データベース構築 プロジェクト 佐藤幹代
〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311番地159
自治医科大学看護学部
TEL(直通):0285-58-7511 (月~金10:00-16:00)
電子メール:manseikatari@gmail.com (こちらでご案内させていただきます)★

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【ナースプレス:認知症家族介護者の思いに寄り添おう!】

こんにちは、DIPEx-Japan運営委員の瀬戸山です。
お盆も終わり、残暑厳しい今日この頃ですが、そんななか本日もナースプレスの連載記事がアップされました。

今日の記事の担当は、東京理科大薬学部の後藤恵子さん(後藤さんのこのお写真、好きですわー)。テーマは、「認知症家族介護者の思いに寄り添おう!」です。

これを読んでくださっている看護師の皆さん、認知症の方のケアをするとき、介護されている家族の方とも話ができているでしょうか。ご家族の方は日々どんな思いで介護をされているか、耳を傾けられていますか。

認知症は、病気により本当に様々な症状が表れます。そのことは、家族介護者の方も頭では理解していること。しかしそれでも、日常の中で繰り返される介護の日々に、患者さんに優しくできず、ご家族がご自分を責めてしまうことがあるようです。

今回の記事は、いつも通り、看護職向けに書かれた記事です。看護職の方は、家族介護者の率直な思いに触れて、認知症の方のケアをする際には家族にも目を向ける必要があることに、納得して頂けるのではと思います。

しかし同時に今回の記事は、認知症のご家族を介護されている当事者の方にとっても、大事な記事なのではないかと私は思います。認知症の家族に優しくできないのは、自分だけじゃない・・・と、そう思ってちょっとだけホッとできる・・・そんな記事になっているのではないでしょうか。

後藤さんの、分かり易くて優しさが伝わってくる記事、どうぞご覧ください。

https://nursepress.jp/225746

 

事務局だより

教育的活用メンバーのミーティング

こんにちは、DIPEx-Japan瀬戸山です。本日は教育的活用メンバーのミーティングです。

外も暑いですが、議論も暑いです!
議題のメインの1つ目は、8/23に開催される日本看護学教育学会(@京王プラザホテル)での交流セッション。今年はこれまでの教育的な活用の紹介と、実際に語りを見てディスカッションをするという実践編の2本やります。ミーティング160805

また議題のメインの2つ目は、10/22に行われる「教育的活用のワークショップ」(@東京工科大学)での内容の検討。こちらもアイディアがいろいろ飛び交っております。

どちらも、当事者の語りをどうやって医療生学生や医療者の学びにつなげるか、という話。
今日は暑いなか、遠方では富山大学から竹内先生、福島から澤田さん、栃木から佐藤幹代さんも参加してくれていますよ。

ミーティング160805_1

いつも思いますが、これだけのバックグラウンドのメンバーで話ができる機会は貴重です。簡単に結論が出る会議ではありませんが、8月の学会、10月のワークショップに向けて、粘り強く議論を蓄積して、それぞれ良いものをつくりあげていきたいと思います!

 

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【ナースプレス:「第41回 患者さんの本当の気持ちに寄り添うには、自分を知ることも大切」】

こんにちは、運営委員瀬戸山です。ナースプレスは2週間おきのはずなのですが、こんなに2週間って早く経ってしまうものなのですね。。

今回の担当は、理事で医学教育に携わってこられた中村千賀子さん。通称「お千賀さん」。テーマは「患者さんの本当の気持ちに寄り添うには、自分を知ることも大切」です。

わたし実は、お千賀さんの記事、とても楽しみにしておりました。その理由は、日常の業務に流されているときには気づきにくい、患者医療者関係の間に生じる現象を、とても分かり易く解説してくださるからです。

今回のテーマも、まさにそう。
記事の中では、乳がんを体験された二人の方が、それぞれの場面で相手の態度に対して感じたことを話してくださっています。どちらもこの「相手」の方の態度・言動に不満や辛さを感じてしまっているのですが、どうしてそういうことが起きてしまっているのか。

それが実は、声をかけた側が、自分自身の心の動きに影響されているものであるという解説がされています。

看護師の皆さんは、これを読むと「ある、ある」とうなずけることが多いのではないでしょうか。他意はないのに「焦って」しまって、相手の気持ちを待たずに、「一般的な声かけ」をしてしまう。そして、結果、お互いがすれ違ってしまうこと。

お千賀さんは、「どうしてそういうことが起こってしまったのか」ということに加えて、「どうすれば良かったのか」ということにも触れて話をしてくださっています。ぜひ、この記事を読んで、日々の人とのかかわりを見直すきっかけにしてみてください。

https://nursepress.jp/225711