年別アーカイブ: 2012年

お知らせ

「口ひげで男性の健康を考える?!」Friends Holding Hands主催「Movember月間と打ち上げパーティ」のお知らせ

「口ひげで男性の健康を考える?!」
―Friends Holding Hands主催「Movember月間と打ち上げパーティ」のお知らせ

終了いたしました。

~~11月1日~30日はMovember月間です~~

■Movemberとは?

前立腺がんや精巣がん、陰茎がんといった男性特有のがんや男性の高い自殺率に影響を及ぼすうつ病など、男性の健康についての意識啓発と研究推進のために、11月の1ヵ月間、口髭を生やし続けるという、オーストラリア生まれのユニークな市民運動です。口髭=MoustacheのMoと11月=Novemberをかけあわせて「Movember」と呼ばれています。

このたび外資系企業で働く在日外国人の若者たちが結成したFriends Holding Hands(FHH)というチャリティ団体が、日本で初の本格的なMovemberイベントを主催することになりました。

■「Moブラザー」や「Moシスター」になる

この活動に賛同する男性(Moブラザー)は、11月1日から口髭を生やし始めます。

【ステップ1】
 Moブラザーはまず、ひげをきれいに剃った顔を写真に撮ってFHHのFacebookイベントページに投稿します。

【ステップ2】
 それからJustGivingのページでMovemberチャレンジを作成して、お友達に宣伝します。

【ステップ3】
 そしてMovember(11月)の1ヵ月間、その口髭の様子を随時Facebookにアップしながら、髭を生やし続け、12月2日の打ち上げパーティに口髭で参加します。

【狙い】
 Moブラザーはこの1ヵ月の間に必ず周囲の人に「その口髭、どうしたの?」と聞かれるはず。そこでMovemberの説明をして、男性の健康問題について考えるきっかけにし、ひいては男性特有の病気の患者さんの支援やそれにつながる研究のための資金を調達することがこの活動の狙いです。

*Moブラザーのチャレンジを意気に感じたが、諸事情によりひげを生やせない男性やMoシスターは、ジャストギビング・ジャパンを通じて寄付をして、彼らを応援します。

*ジャストギビングを通した寄付と打ち上げパーティのエントリー料は、NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパンと、キャンペーンの生みの親のMovember&Sonsに50%ずつ贈られます。ディペックス・ジャパンでは、それを「前立腺がんの語り」ウェブページの情報更新の経費に充てさせていただきます。

■Movemberを締めくくる打ち上げパーティ

※コンラッド東京のご協力を得て、互いの口髭と健康を称えあう、打ち上げパーティを開催します。

日時:2012年12月2日19時30分~
場所:コンラッド東京 バー&ラウンジ トゥウェンティエイト
   港区東新橋1-9-1

エントリー料:2,000円(生演奏あり・口髭のある人なら1ドリンク1,000円均一)
ドレス・コード:口髭でお洒落に(つけ髭もOK ! )

参加申込先:joe.pournovin@friendsholdinghands.org (@を半角にしてください)

東日本大震災をきっかけに、外資系企業で働く在日外国人の若者たちが中心となって結成した人道支援のためのグループで、これまでに被災地支援、乳がん啓発、途上国での図書室設立などを目的とした募金活動を行なっています。

お問い合わせは joe.pournovin@friendsholdinghands.org (@を半角にしてください)

お知らせ

11月24日(土)公開フォーラム「がんと向き合い、よりよく生きるために‐「患者視点情報」の可能性と課題‐」を開催します。

【公開フォーラム】
がんと向き合い、よりよく生きるために‐「患者視点情報」の可能性と課題‐

終了いたしました。

日時 2012年11月24日(土)13:30~16:00(受付開始13:00~)
会場 東京ステーションコンファレンス 6F 602 B+C+D
東京都千代田区丸の内1丁目7-12 サピアタワー
<アクセス>
JR 東京駅 新幹線専用改札口(日本橋)より徒歩1分、
八重洲北口より徒歩2 分、東京メトロ東西線大手町駅より徒歩1分
主催 平成24 年度厚生労働科学研究費補助金
(第3次対がん総合戦略研究事業)
【 国民のがん情報不足感の解消に向けた
「患者視点情報」のデータベース構築と
その活用・影響に関する研究 】 班
研究代表者 中山 健夫
参加費 無料 <事前登録制です>
申込締切日は11月16日(金)まで

【プログラム】

中山 健夫 京都大学大学院医学研究科
【 国民のがん情報不足感の解消に向けた「患者視点情報」の可能性と課題 】

山口 建 静岡県立静岡がんセンター
【 患者家族支援のための情報処方 】

吉田 雅博 国際医療福祉大学臨床医学研究センター
【 専門系医学会やMinds事業における患者視点情報 】

栗山 真理子 日本患者会情報センター
【「 社会資源としての患者会」のできることとこれから 】

佐藤(佐久間) りか NPO 法人 健康と病いの語り ディペックス・ジャパン
【 がん患者の語りデータベース~ 物語的情報(narrative information)活用の可能性 】

菅野 摂子 NPO 法人 健康と病いの語り ディペックス・ジャパン
【 大腸がん検診の語りデータベース構築・中間報告 】

石井 保志 健康情報棚プロジェクト
【 乳がん闘病記分析の取り組み(仮題) 】

山内 善行 株式会社QLife( キューライフ)
【 治療法説明の実態、ならびに患者・家族の情報不足感との関係 】

参加ご希望の方は下記事項をご記入いただき、メールでお申し込みください。

1. 氏 名
2. フリガナ
3. 職業または学校名(学年)
4. メールアドレス

お申し込み用アドレス:pt-views[at]umin.ac.jp

※[at]を@に変更して送信をお願いします。
※件名欄に「がんフォーラム申込」とご記入ください。
※折り返し受付完了メールを返信致します。

お知らせ

シンポジウム「がんを生き 病いを語る」記録ビデオを公開しました。

【DIPEx-Japan第4回総会記念シンポジウム】
がんを生き 病いを語る
患者の語りがもたらすもの~前立腺がんの語りから~

ディペックス・ジャパンが、がん患者の体験談・語りデータベースの構築に着手して丸5年。ようやく「乳がんの語り」に加えて、「前立腺がんの語り」ウェブページも完成しました。これを記念して、泌尿器科医・国立がん研究センター名誉総長でもあり、がんを患う最愛の奥様をご自宅で看取られた、垣添忠生さんをお招きし、「がんと人間と社会」をテーマにお話しいただきました。

 日時 2012年7月21日(土)13:00~16:00 (受付開始12:30~)
 場所 浜離宮朝日ホール・小ホール

【第1部】(72分)

講演「がんと人間と社会」
垣添忠生(国立がんセンター名誉総長)

かきぞえ ただお 1941年生まれ。東京大学医学部卒業。
1975年から国立がんセンター病院勤務。2002年に総長に就任。2007年に退職し名誉総長。(財)日本対がん協会会長。 『前立腺がんで死なないために』『患者さんと家族のためのがんの最新医療』など著書多数。 定年を迎え「妻とのんびり過ごしていこう」と思った矢先、最愛の夫人をがんで失う。 一年半にわたる看取りとその後の絶望感、どん底から立ち直るまでの道のりを赤裸々に綴った著書『妻を看取る日』が話題に。

【第2部】(48分)

「前立腺がんの語りウェブページ完成報告」澤田明子(DIPEx-Japan)(21分)

※一部音声・映像に乱れがあります。

「前立腺がんと私」中島正昭(前立腺がん体験者)(12分)

「前立腺がんと私」吉田道雄(前立腺がん体験者)(15分)

【第3部】(43分)

「パネルディスカッション」垣添忠生/中島正昭/吉田道雄 (司会:佐藤(佐久間)りか DIPEx-Japan)

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2010年4月に開催されたシンポジウム「臨床試験への患者参画~英国DIPEx“臨床試験体験者の語り”に学ぶ」の記録集ができました。

【公開シンポジウム】
臨床試験への患者参画~英国DIPEx“臨床試験体験者の語り”に学ぶ

2010年4月10日、東京大学薬学部にて、公開シンポジウム「臨床試験への患者参画」が開かれました。第1部は「英国DIPEx“臨床試験体験者の語り”に学ぶ」と題して、イギリスのオックスフォード大学でDIPExの臨床試験のモジュールを担当された、ルイーズ・ロコックさんの講演。第2部はそれを受け、「日本における臨床試験への患者参画」をテーマに、3人のパネラーがパネルディスカッションを行いました。

第1部のロコックさんの「臨床試験の個人的な体験:質的研究とウェブサイトのための新しい社会資源」の講演の英文原稿は『薬剤疫学』 2011; Vol.16(No.2): 67-73に、また日本語講演録は『臨床評価』2012;Vol.40(No.1):53-70に掲載されています。

第2部のパネルディスカッション「日本における臨床試験への患者参画」の講演録はPDFになっていて、こちらからダウンロードすることができます。

公開シンポジウム「臨床試験への患者参画」第2部パネルディスカッション(PDF:4.4MB)