吃音の人は話すのに時間がかかるが、何もする必要はなく、ただ普通の人よりも多くの時間があればいいということを周囲が知ると、社会が良くなるように感じている(NEW)

吃音のこと知ってる人だと、この感じだと吃音なのかなとか、この人はただ緊張してるだけなのかなとかってのが、何となく分かったりするんですけども、なかなか吃音持ってないとか、自分の身内にいないだとか、そういうあんまり知識がないと、この人は吃音なのかどうなのかすら分かんないってので、外見に特に変化がないからこそ分かりにくかったりとか。
ただただ、あんまり、ぜんぜん普通に認知が進まないだとか、高校の先生とか大学の先生と、大学の先生はあんまりないですが、でも高校の先生とかだと吃音のことをそもそも知らないとか、なんか吃音に対しての、吃音のこと間違って認識してたりだとかってのが、結構あったりするので、何だろう。吃音のことがまだまだ社会で認知されてないからこそ、そういうことが起きちゃうのかなっていうふうに思ってます。

吃音持ってる人、身近にいる人が、自分のお子さんが吃音持ってるーとかそういう人たちは、吃音持ってるからといって何か特別なことをするってよりかは、話の真ん中ぐらいに言ったとおり、吃音持ってるけど、吃音持ってる人はただただ時間がちょっとあればいい、普通の人より多くあればいいってだけなので、そこんところをもうちょっと知っておいていただけると、なんか多分、吃音持ってる人も話しやすいなーとは思うし、だろうし、そういう人が1人でも多くなってけば、社会、社会がなんか少しはよくなるんじゃないかなっていうふうに思います。

自分が障害を持ってることを、自分がこれを治そうとすんのを諦めるってのは、自分の吃音は治んないけども、周りの人なら変えられるっていうことを考えると、なんか僕は、僕の吃音自体はなくなんないけども、周りの人がちょっと待ってくれるってのを当たり前にできるようになったら、それは障害じゃ、障害自体はあるんですけども、それは生活ん中での障害にはなんなくなんのかなっていうふうに思ってて。
自分も、自分から発信するとか、自分がそんなに、もちろんあんまり人に知られる気持ちのいいもんではないので、そんなおおっぴらに話すとか話さないとかは個人の自由なんですけども、自分が生活する中で必要な、必要なぐらいの関係の人たちには、吃音のことを知っといてもらうと、自分が何か困ったときに、助けてもらいやすくなったりとかするのかなっていうふうには思いました。
僕が吃音持ってることは知ってるけど、じゃこの人には、どういうふうにしたらいいんだろう、どういうふうに接したらいいんだろうってのが分かんない人が結構多いのかなっていうふうに思ってて、僕がどもってるときに、なんか多分、もう大学生なんで大人だなって考えると、なんかこれは友達とかも、これは笑っちゃいけないやつだってのは、何となく察してもらえるんですけども、じゃあどうしたらいいんだろうってのはなかなか、なんか難しいのか、笑いはしないけど、何かちょっと微妙な空気が流れるみたいな感じのときがあったりとかしたりするんですけども、これでもし僕がなんか吃音でなんか特に何もしなくていいんだよってなったら、微妙な空気も流れることなく、普通にちょっと時間のかかる人みたいな感じになれば、僕の中でのコミュニケーションは、そんなに問題がなくなんのかなっていうふうに思ったりとかします。