インタビュー内容テキスト

悲しみに暮れる遺族にとっては、いろいろなことが起こります。その場にいなかったにもかかわらず、心に感じる罪悪感にも苦しみます。その他にも、疲労困憊し想像を絶するような精神的につらい状態にあるため、身の回りで起こった多くのことをよく覚えていないんです。周りからは冷静に見えたかもしれませんが、そんな状態にはありませんでした。最近、インディペンデント紙に私の書いた記事が載ったのですが、書くという作業で、かなり感情を解き放つことができました。何ヶ月も何ヶ月もの間、混乱やショックの中にいましたから。不眠や悪夢、そして気が狂いそうな 死臭にも悩まされ続けて。書くためには集中しなければならない。その努力を3、4ヶ月続けると、なんとか集中できるようになってきました。仕事でも集中しようと努めました。その後、テロの犯人の裁判が始まり、マスコミから電話がどんどんかかってきました。事件は事件。テロを起こした人間の目的は理解できない。裁判に伴う膨大な量の(テロに関する)情報は、日常生活の色々な面に支障をきたしました。私には他に兄弟や姉妹はいません。ダンは私にとってまるで双子の弟のようでした。その彼がもうこの世の中にいないということは、私にとって想像を絶するほどのショックなのです。

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