糖尿病の語り

研究代表者:高橋奈津子(聖路加国際大学)

共同研究者:佐藤幹代(自治医科大学) 
中山直子(前・横浜創英大学
米田昭子(山梨県立大学)
研究協力者:射場典子、佐藤(佐久間)りか、花岡隆夫(ディペックス・ジャパン)

糖尿病の語りプロジェクトについて

日本において糖尿病の患者数は約328万9000人と推定されており(患者調査、2017)、糖尿病治療の進歩にも関わらず、増加の一途をたどっています。糖尿病は診断当初は自覚症状が少ないことも多いですが、合併症の発症や進行により生活への影響が大きくなります。糖尿病の療養は食事療法をはじめ日常生活に密着しているため、糖尿病と診断された方は、合併症の予防や重症化予防のために糖尿病とのつきあい方を模索しながら日々、お過ごしのことと思います。糖尿病は、生活習慣病といわれることが多く、ともすれば社会からネガティブなイメージでとらえられ、辛いお気持ちになられた方もいらっしゃると思います。このプロジェクトでは、糖尿病に罹患している患者さんへのインタビューを通して、生活上の知恵や工夫、糖尿病とつきあう中で生じる様々な気持ちを共有できるデータベースを作り、患者さんやご家族が自分らしく主体的に糖尿病とともに生きるためのヒントとなるよう計画しました。医療者の方々には、データベースに含まれる豊かな語りの中から患者主体の医療について考えを深め、よりよい診療・ケアの実現や教育に役立てていただきたいと考えています。
この研究に参加していただくための条件は以下の通りです。
 1)20歳以上
 2)2型糖尿病と診断され3年以上経過し外来通院している
 3)自分の糖尿病の経験を語りたい、語ってもいいと思っている
 尚、コロナ禍でリモートインタビューも行っています。詳しいことが知りたい方、ご協力いただける方は、こちらからご連絡ください。

このプロジェクトは、平成31年~令和3年度科学研究費補助金(基盤C)「看護基礎教育における糖尿病の語りをいかしたセルフマネジメント支援教材の開発」(研究代表者:聖路加国際大学 高橋奈津子 19K10912)の助成を受けています。

プロジェクトの進捗状況 2021年4月現在

2020年3月からインタビューを開始し、1名の方に対面でのインタビューを実施しましたがコロナ禍にてインタビューを中断しておりました。今後しばらくは、リモートインタビューを実施していく予定です。

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