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ディペックス・ジャパンが出版している書籍や冊子です。

患者の語りと医療者教育 表紙書籍「患者の語りと医療者教育」



認知症の語り―本人と家族による200のエピソード 表紙書籍「認知症の語り―本人と家族による200のエピソード」




前立腺がんを生きる:体験者48人が語る 表紙書籍「前立腺がんを生きる:体験者48人が語る」




前立腺がんを生きる:体験者48人が語る 表紙講演会シリーズ「病いの語りを考える」記録集



書籍「患者の語りと医療者教育」

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認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン編
『患者の語りと医療者教育―“映像と言葉”が伝える当事者の経験』(日本看護協会出版会・刊)
B5判 166ページ
本体価格 2400円+税
2019年12月1日発行

患者にしか語れない言葉――医療者はそこから何を学ぶことができるのでしょうか

このたび日本看護協会出版会からDIPEx-Japan編で「患者の語りと医療者教育――”映像と言葉”が伝える当事者の経験」が刊行されました。

大手書店の看護学のコーナーのほか、Amazonから購入することができます。また、日本看護協会出版会のサイトでは、目次や「プロローグ」も読むことができますので、ぜひ一度ご覧ください。

DIPEx-Japanが過去10年余りをかけて蓄積した285人分、2万5000時間を超えるインタビューを収録した語りのデータベースを教育に活用する意義と具体的事例を紹介する本です。 DIPEx-Japanの運営委員や会員として、積極的に教育的活用に取り組んできたメンバーだけでなく、外部の方々にもご寄稿をお願いして作り上げました。

看護学部、薬学部、医学部など、学部も講座も多様で、それぞれに工夫が凝らされた活用例が紹介されています。医療者教育に携わっている方々にはぜひご一読いただき、より魅力的な講義の組み立てに活かしていただければ幸いです。

目次

PartI 患者の語りを医療者教育に活用する意義

  • 患者の語りが持つ力
  • 闘病記を用いた医療者教育――初学者に病いを教える
  • 語りを使った教育が刺激・触発する医療者の資質・能力
  • 「人の語り」は医療の鏡――人間理解を深めるディスカッションを
  • 「患者の語り」の教育的活用の現状――アンケート調査をもとに

PartII 患者の語りを活用した医療者教育

《患者の全人的理解を深める》

  • 病い体験・家族関係・就労などから患者を全人的に理解する――「社会学」「福祉社会概論」の教材としての活用
  • がん患者の家族の体験を知る――大学院におけるがん看護学教育
  • 「認知症の語り」を用いた施設内研修――本人および家族の経験を理解するための教材の作成と活用

《患者主体の医療を考える》

  • 根拠にもとづく実践を学ぶ――「疫学・保健統計学」への患者の語りの導入
  • 病いの経験を語る患者に宛てる手紙――薬学教育における医療コミュニケーション
  • 医学部プロフェッショナリズム教育における患者の語りの活用
  • 語りをもとにした「模擬患者参加型学習用シナリオ」の作成とその活用――服薬指導の場面をとらえて
  • 個々の患者への適用を重視したEBM教育の実践報告――「公衆衛生学実習」での試み
  • 医療・生命倫理における「語り」を活用したディープ・アクティブラーニング――薬学教育における「薬学研究SGD演習」

 

書籍「認知症の語り―本人と家族による200のエピソード」

認知症の語り―本人と家族による200のエピソード 表紙

認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン編
『認知症の語り―本人と家族による200のエピソード』(日本看護協会出版会・刊)
新書判 624ページ
本体価格2400円+税
2016年6月1日刊行



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あなたはひとりではありません。

この本は「病気」としての認知症ではなく、「経験」としての認知症について知りたいと思っている人たちのために、認知症の人やその家族の声を集めて作りました。

NPO法人ディペックス・ジャパンのウェブサイト「認知症本人と家族介護者の語り」に収録されている、住んでいる地域も年齢も立場も異なる10人の認知症本人と35人の家族介護者の語りを本にしたものです。異変に気づいたきっかけ、診断の受け止め、症状との付き合い方、人間関係の変化、公的サービスの活用、将来への不安や心の葛藤などについて、本音を語っています。

本書の特徴:
すべての語りにQRコードが付いていて、そこにスマホのコードリーダーをかざせば、直接DIPEx-Japanのウェブサイト上にあるそれぞれの語りを視聴することができます。テキストだけでは伝わらない、認知症本人の心の叫びを、ぜひサイトから読み取ってください。

目次

第1部 認知症本人と家族介護者の語り

  • 【認知症の診断】
    症状の始まり/病院にかかる/診断のための検査/診断されたときの気持ち
  • 【認知症の治療】
    薬物療法/非薬物療法・リハビリ・代替療法
  • 【認知症の症状とどうつきあうか】
    認知症のタイプと症状の違い/認知機能の変化(記憶・時間・空間・言語など)/心配の種(お金・火の元・運転・触法行為)/日常生活の障害(排泄・食事・睡眠など)/「徘徊」と呼ばれる行動/対応に困る行動(不穏・暴力・妄想など)/レビー小体型認知症に特徴的な症状(幻覚・替え玉妄想・認知機能の変動)
  • 【認知症になるということ】
    認知症と向き合う本人の思い/認知症本人の家族への思い/病気であることを伝える/病気と仕事のかかわり/本人からのメッセージ
  • 【介護者になるということ】
    介護者の心の葛藤(介護うつ、虐待に陥らないために)/介護と自分の仕事のかかわり/認知症の進行に伴う意思決定
  • 【介護の実際と社会資源の活用】
    日々の暮らしを支える/家族内の介護協力/周囲からのサポート/家族会・患者会に参加する/介護サービスの利用/経済的負担と公的な支援制度/施設入所を決める
  • コラム「読み解く」
     松本一生(松本診療所ものわすれクリニック)/井口高志(奈良女子大学)/市岡ゆき子(足立区社会福祉協議会)

第2部 認知症本人と家族介護者の語りを医療・介護に生かすために

  • 「認知症本人と家族支援のためのWebサイト」プロジェクトの趣旨 竹内登美子(富山大学大学院)
  • 医療とナラティブ 中村千賀子(ディペックス・ジャパン)
  • 「健康と病いの語りデータベース」について 佐藤(佐久間)りか(ディペックス・ジャパン)

書籍「前立腺がんを生きる:体験者48人が語る」

前立腺がんを生きる:体験者48人が語る 表紙

NPO法人健康と病の語りディペックス・ジャパン編著
『前立腺がんを生きる:体験者48人が語る』
(出版社:海鳴社)
A5版並製 272ページ
本体2,400円+税
2013年6月刊行



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この本は、患者の立場から前立腺がんについて知りたいと思っている人たちのために、実際に前立腺がんを体験した人たちの声を集めて作りました。

住んでいる地域も、年齢も、がんの病期もさまざまに異なる四八人の方々が、受診から診断、治療法の選択、治療の実際、再発や転移にまつわる不安と葛藤、家族やいのちに対する思いなどを、平均二時間にわたるインタビューで語ってくださいました。

この本の特徴は、そうして語っていただいた体験談を、闘病記のように一人ずつ紹介するのではなく、いろんな立場の人の異なる体験を、病気の発見から、診断、治療、その後の日常生活といった場面ごとに分類して紹介するという、ユニークな方法をとったことです。(「はじめに」より)

目次

  • はじめに
  • 発見(PSA検査・検診/診断のための検査/診断されたときの気持ち/病院・医師の選択/治療法の選択・意思決定)
  • 治療(手術療法/術後の排尿トラブル/手術と性機能障害/リンパ浮腫/内分泌療法/抗がん剤治療/放射線療法(外照射療法)/放射線療法(組織内照射療法)/HIFUと冷凍療法/監視的待機療法)
  • 経過と進行(治療経過にともなうPSA値の変化/前立腺がんの進行と治療)
  • 生活(経済的負担/家族の思い・家族への思い/生きること、命への思い)

講演会シリーズ「病いの語りを考える」記録集

設立当初のディペックス・ジャパンに集まったメンバーは皆、「語り」や「ナラティヴ」と呼ばれるものの魅力に引き寄せられてきた人たちでした。

しかし、その職業や専門領域、立場は実に様々で、「語り」や「ナラティヴ」の捉え方もそれに対して抱く期待も、そうした背景によってまちまちでした。

そこで、「病いの語り」をめぐるそれぞれの思いを共有し、さらにそれに対する考察を深めていくために、この領域で先駆的な活動をされてきた方々のお話を伺う機会を作ろうと考え、2008 年から2009 年にかけ、「病いの語りを考える」(と初めから銘打っていたわけではないのですが)講演会を次々に企画しました。その成果がこの冊子です。

目次

  • はじめに
  • 野口裕二「ナラティヴの臨床社会学から見たDIPEx の取り組み」
  • 江口重幸「どうして『病い』は語られるのか?」
  • 鈴木智之「情報の力/物語の力」
  • 斎藤清二「健康と病いの語りデータベース:ナラティブ・ベイスト・メディスンの観点から」

現在、ディペックス・ジャパンに正会員として入会される方全員に、この冊子を1冊お送りしています。

また、1口1,000円のカンパを1口以上してくださった方にもご希望があればお送りします。
希望される方は、「寄付をする」のページから、ご寄付の手続きをお願いします。