プロフィール

インタビュー25

ローズマリー
事故当時:61歳
インタビュー時:65歳
以前、大学の上級管理者だった。既婚、2子あり(1人が死亡)。 息子のジェームスは、2005年7月7日、ロンドンの爆弾テロで死亡。家族は皆ショックをうけたが、ローズマリーは、家族、友人、同僚、牧師や心理療法士を通じて、息子のために素晴らしい記念碑を作成することで支えられた。

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語りの内容(テキストのみ)

長い目で見て衝撃がどんなものか分からないでしょう。何人か年配の方が私に言ったのだけど、こうしてやっていくうちにきっと気付くでしょう、何年か経ったら影響が出てることが分かるでしょう、って。でも実際私の場合は違うと思います。どうしても日常には戻れなかったのです。だって、普段に戻るとは思えないし、それに、普段ってどういうことでしょう。でも、特に私みたいな人たちにはきっと出来るだけ早く普段の日常生活に戻る必要があると思ったので、私もそうしました。あの事件後、3週間じゃなかったわ、4週間経って、職場に戻ったと思います。何もしないでぼんやりしていたのです。実際は数週間か経ったそんな時に気付くんでしょうけど、私はそうでなかったのです。他の人たちが飽きてきたとか、私もやり過ぎたとかいうような気がしなかったのです。でも、しばらくしたら、少しずつそういう表情をしてくる人たちに気付きますよ。しばらくしてきたら、もうだれもその話はしたくなくなるのです。うちにいて他の人をうんざりさせるなんて私には考えられなかったし、そんな風にはしたくありませんでした。

結論的には、事件後何年か経って、過去何ヶ月か感情に変化がありましたか。

時間が経てば、もう二度と同じ自分には戻れないと気付きますよ、自分の人生のかなりの部分が奪われてしまったのですから。でも本当は、息子の人生の大半が奪われたのだとしみじみ思います。彼の経歴やそれこそ人生がこれからという時に、人生でも主要な決断を下そうとしていた時に、その機会が無くなってしまったのですから。あの子の方がここにいるべきだと思うことが、とても受け入れがたいです。彼に与えられた人生をあの子が享受すべきだったという思いがどうしても断ち切れません。息子にはあんな事故は起こるべきではなかったんです。もちろん、これは私が個人的な面で考えることで、政治的な面を考えることもありますけど、この事件については良い面を考えるようにしているので、私に関して言えば、奪われてしまったことについて考えるのです。

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