インタビュー時:86歳(2019年11月)
診断時:40代
診断名:うっ血性心不全、心房細動、心臓弁膜症(僧帽弁腱索断裂)
近畿地方に妻と2人暮らし。
40年以上前に心臓弁膜症を指摘され、いずれ手術が必要な時が来ることを告げられた。
1999年に心内膜炎を起こし1カ月半入院。その後、定期的に通院して経過を見ていた。
2019年5月に動悸が激しくなって動けなくなり、僧帽弁をクリップで留めるカテーテル手術を受けた。
手術後も少し逆流が残っており、心機能が低下したことを感じつつも、残りの人生は明るく朗らかに生きていきたいと思っている。
プロフィール詳細
近畿地方に妻と2人暮らし。娘2人は独立している。40年以上前に心臓弁膜症を指摘されていた。そして、いずれは手術が必要な時が来ると告げられていた。大手商社に勤務していた時には13時間労働で忙しい日々を送っていた。中小企業に転職後、健診ではじめて心臓の逆流の音が聞こえると言われ、循環器の専門病院に行くようになったが、手術を勧められることはなかった。1999年、風邪のような症状が長く続いたので、しらべてみると、心内膜炎を起こしていた。抗生物質の点滴をするため、45日間入院した。その後、定期的に通院して経過を見ていた。
2019年5月、庭仕事しているときに、背中をいきなり殴られたような感じでドッドッドッと胸が高鳴り、これで終わりかなと思った。コンクリートの上で倒れたら困ると思って芝生のほうに移動して座り込んで、しばらくしたら収まった。すぐに専門病院で心臓カテーテル検査を受けたところ、僧帽弁の手術が必要だと言われ、経皮僧帽弁クリップ術という僧帽弁をクリップで留めるカテーテル手術を受けた。
手術後、よくなっていると言われるものの、手術部位の違和感なのか、これまで感じていなかったつっかえ感があり、心臓の存在を常に意識するようになった。少し逆流が残っているため、医師から無理せず休み休みするように言われているが、自分の性分もあり、つい動いてしまう。散歩に行っている時も下り坂はいいのだが上り坂で苦しくなることがあり、年齢とともに心機能が低下したことを感じる。心臓に負担をかけないようにしようと思うようになった。以前なら無理をしてしまうこともあったが、今はバクバクと動悸が始まり、これ以上はやめておこうと思い知らされる。
犬が大好きでしばらく盲導犬の一時預かりをしていたが、散歩に出て苦しくなったときはその大型犬にしがみつくこともあった。犬は気持ちを分かってくれ、止まって踏ん張って支えてくれる。じっとこちらを見て、具合がどうかを察してくれる。自分に寄り添って一緒にいてくれることが嬉しかった。
今後、心臓がどうなっていくかというのは、自分では分からない。なるようにしかならないし、落ち込んだりはしていない。ケ・セラ・セラと、残りの人生を朗らかに明るく生きていきたい。昔から病気があったのに、ここまでよくもってくれた。近頃は心臓がいとおしいと感じる。
医療従事者に対しては常に尊敬と信頼がある。患者はこれから何が起きるか不安を抱えている。それに対して共感を覚えて寄り添ってもらえたら患者を元気づけることになると思う。また、症状や治療・処置に関する説明をわかるようにしてほしい。患者としては、感覚の問題になるからなかなか上手くできないが、助けを求めるには自分の症状を的確に相手に伝えるということが必要だと思う。
2019年5月、庭仕事しているときに、背中をいきなり殴られたような感じでドッドッドッと胸が高鳴り、これで終わりかなと思った。コンクリートの上で倒れたら困ると思って芝生のほうに移動して座り込んで、しばらくしたら収まった。すぐに専門病院で心臓カテーテル検査を受けたところ、僧帽弁の手術が必要だと言われ、経皮僧帽弁クリップ術という僧帽弁をクリップで留めるカテーテル手術を受けた。
手術後、よくなっていると言われるものの、手術部位の違和感なのか、これまで感じていなかったつっかえ感があり、心臓の存在を常に意識するようになった。少し逆流が残っているため、医師から無理せず休み休みするように言われているが、自分の性分もあり、つい動いてしまう。散歩に行っている時も下り坂はいいのだが上り坂で苦しくなることがあり、年齢とともに心機能が低下したことを感じる。心臓に負担をかけないようにしようと思うようになった。以前なら無理をしてしまうこともあったが、今はバクバクと動悸が始まり、これ以上はやめておこうと思い知らされる。
犬が大好きでしばらく盲導犬の一時預かりをしていたが、散歩に出て苦しくなったときはその大型犬にしがみつくこともあった。犬は気持ちを分かってくれ、止まって踏ん張って支えてくれる。じっとこちらを見て、具合がどうかを察してくれる。自分に寄り添って一緒にいてくれることが嬉しかった。
今後、心臓がどうなっていくかというのは、自分では分からない。なるようにしかならないし、落ち込んだりはしていない。ケ・セラ・セラと、残りの人生を朗らかに明るく生きていきたい。昔から病気があったのに、ここまでよくもってくれた。近頃は心臓がいとおしいと感じる。
医療従事者に対しては常に尊敬と信頼がある。患者はこれから何が起きるか不安を抱えている。それに対して共感を覚えて寄り添ってもらえたら患者を元気づけることになると思う。また、症状や治療・処置に関する説明をわかるようにしてほしい。患者としては、感覚の問題になるからなかなか上手くできないが、助けを求めるには自分の症状を的確に相手に伝えるということが必要だと思う。

