インタビュー時:52歳(2021年4月)
関係:インタビュー27の次女
診断時の父親の年齢:88歳  
父親の診断名:急性心筋梗塞
首都圏在住の会社員。1人暮らし。

2020年10月頃に父親が急性心筋梗塞を起こして入院。すぐにカテーテル治療(ステント挿入)を受けた。
医師の説明はわかりやすく父親に必要な治療だと思ったので、家族として迷うことなく同意書にサインをした。
父親は母親と2人暮らしで、自分は近くに住んで通院の付き添いや食事作りのサポートをしている。
退院後、運動・食事・服薬など父親なりに気を付けており、娘としてあれこれ口を出すことはしていない。

プロフィール詳細

2020年10月頃、父親が眼科へ通院した際、急性心筋梗塞を起こし、眼科の通院先の総合病院に緊急入院した。連絡を受けて駆け付けると、血管が細くなっているのでカテーテル治療(ステント挿入)*¹が行われたという状況で、朝、元気に眼科に行くと出かけていったはずの父親がこんなことになり、びっくりして頭の整理が追い付かなかった。父親の治療のために同意書にサインが必要だったが、医師の説明がわかりやすく必要な治療だと思われたので、家族として迷うことなくサインをした。母と姉には落ち着いてから連絡した。

入院後、医師から、レントゲンの写真を見ながら説明を受けた。心臓を養う血管である冠動脈3本にうち1本が詰まっていたが、ステントを入れて血液が流れるようになっており、心臓の機能は、心不全のマーカーであるNT-proBNPの値が4000pg/ml近くまで上がっていたのが最新は720pg/mlと下がってきており、改善傾向にあるとのことだった。その後、父親の経過は順調で3泊4日入院して無事に退院した。

父親は母親と二人暮らしで、次女の自分は近くに住んでおり、通院の付き添いや食事作りのサポートをしている。旅行が好きだが、コロナ禍で遊びに出かけることもできないので、両親とゆっくり過ごす時間があり、ちょうどよいタイミングだったと思う。姉の住まいはそれほど近くではないが、姉も同じように両親を心配してよく訪ねてきてくれる。

退院後に気を付けることとして、塩分控えめの食事をするようにと言われた。以前の父親は濃い味が好きで味のついた食事に調味料をかけるようなところがあった。退院後はそのようなことはなくなり、作ってあげた食事の味が薄すぎたと思っても、そのまま食べており、かなり気を付けているなと感じている。また、無理しないように休みながら散歩をしたり、動悸や不整脈に対する飲み薬の管理をしたりして、自分で問題なくやれているので、娘としてあれこれ生活に口を出すことはしていない。

今回は、父親が電車に乗っていたり、歩いていたり、通院の途中で具合が悪くなって倒れていたらどうなっていたかと思う。胸の強い圧迫感を覚えたのが病院の近くですぐに対処できたのは幸いだった。それもコロナ禍で患者さんが多くて対応できない状況があってもおかしくなかったが、すぐに適切な治療を受けることができ、本当に感謝している。


*¹ステント挿入:手首や足の付け根からカテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し、狭くなった心臓の血管(冠動脈)を風船(バルーン)で押し広げ、ステントと呼ばれる金属でできた網目状の筒を留め置き血管を広げる治療。


私は: です。

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