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インタビュー時:69歳(2019年11月)
診断時:64歳
診断名:大動脈弁閉鎖不全症、心不全
甲信越地方に単身赴任の男性。ブドウ栽培。

若い頃から運動部に所属し、健康には自信があった。64歳のとき、健康診断で心雑音を指摘され、大動脈弁閉鎖不全症とわかった。まさか俺が?と大変驚いた。
思い返すと1年ほど前から水泳やマラソンのタイムが遅くなっていた。このままだと心不全が進行し、生活にも支障があるため、David手術を受けた。
術後、弁の逆流は残っており、激しい運動をしないように気をつけている。

語りの内容

心臓手術、やっぱりインターネットの情報で、大動脈弁置換は支払が、まあ400万ぐらいかかるなと思ってたんですよ。
で、これは健康保険が利くから、心臓弁置換は3割負担だから、まあ200万ぐらいかなと、200万弱かなと思ってたんですよね…。
まあ、しようがないなと思ったら(笑)、その専門病院で心臓カテーテル検査で入院するときに、説明してくれるわけですよ。
私は何でカテーテル検査をするかっていうと弁置換をする予定だからするわけで、この人は弁置換をするからってことで、高額医療費制度を説明してくれたんです…。
私、そんなことも知らなかった、病気になったことがなかったんで。あれ、こんなシステムになっているんだと思って(笑)、これだったらいくらもかからないじゃんって、ねえ。
リタイアした身で、収入は年金と(笑)、その当時ブドウなんか、ほとんど収入ないに等しかったですから、
こんな便利な制度があるんだと思ってすぐ、たまたま住所がこっちでしたからね、市役所に、その申請書を郵送で送ってくれって言って送ってもらったんですよ。
で、それ書いて送り返して、そうしたら認定されたんです。

私はその…、個室に入院してたし、5週間以上も入院してたんで、心臓カテーテルから全部その専門病院でかかった費用を医療費のお知らせってもので、こう計算して合計を出すとね、700万以上になってるんですよ。
ところが、自己負担は(笑)、もう1割にも満たなかったですね。ええ。
私はサラリーマン時代、その健康保険料を払ってますからね、何十年と。で、自分が病気したのは歯医者しかないですから、もう何千万って払っていると思うんですよ。まあ、何千万っていうか(笑)、まあ2,000万近くはね、計算すると。
これは健康保険制度の恩恵?は全くねえなと思っていたわけです。あれがなきゃ、俺の貯金は2,000万は今たまっているよって友達に言っていたんですよ。
ものすごい不遜でしたね(笑)。
まあ、それでも、まだ(笑)、私は、出すほうが、超過しているとは思っていますけどね、もう一回手術したら、また何百万ですから(笑)、そのときはよろしくって感じですかね。

ーーその高額医療費のことを説明してくださったのは、看護師さんですか?

病院の専門スタッフです。入院、入院コーナーにそういう人がいて、アドバイスしてくれるんですよね…。
まあ、年金のことは一切アドバイスしてくれませんけど、健康保険のことは(笑)、きっちりアドバイスしてくれましたね。全然そんなこと知らなかったです、私、高額医療費制度って(笑)。

ーーやっぱり、そういう情報っていうのは重要ですよね。

重要ですねえ。
ついでにあれですよね…、その障害者手帳制度だとか、年金のその…、障害制度とかね、そういったもんも病院で全部説明してくれるとありがたいですけどね…、そっちは一切ないですね。

私は: です。

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