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インタビュー時:81歳(2019年8月)
診断時:67歳
診断名:心不全、心房細動、高血圧症、冠動脈狭窄、無呼吸症候群、両膝変形性膝関節症
首都圏に1人暮らしの女性。
心房細動、高血圧症があり、2001年に心肥大を指摘されていた。
2003年に心不全と診断され、内服薬と塩分制限で経過を見ていた。
2014年に心臓の筋肉に血液を送る冠動脈に狭窄が見つかり、血管を広げるステントを入れた。
2016年に心不全の悪化で入院。
2018年までに6回の入退院を繰り返したが、以後落ち着いている。
読書や花を育てることが趣味。病気については自分でできることをして、あとはなるようにしかならないと思っている。
語りの内容
ーーその認定とか、足のほうの障害認定とかでやっぱり少し助けになる所もありますか。経済的なことでは、何か。
もうね、年取ってからですから一切ないです。*
ただ、電車の(高齢者向けの割引)パスは、数千円払うんですよね。だけど、私の場合、身障者っていうことで、3年間の(無料)パスを頂ける。年に4万円タクシー代(利用券)が出る。うん。それだけですね。あとは、障害者だからって一切関係ないですね。はい。
ーーあ、でも、ちょっとタクシー代ね、あの、病院に行ったりとか。
そうですね。それにね、もう、ほとんどすぐなくなってしまいますけど(笑)。ほとんど病院(通院)代ですね。やっぱりあるとついね、乗ってしまいますので、ええ。
だから、身障者手帳は必ず忘れないように持っています。というのは、タクシー乗ってもほとんどの運転手さん、見せましょうかって言うと、「いいです、いいです」っておっしゃるんですけど、中には「見せてください」っておっしゃる方もいらっしゃるんですね。
何でかなと思ったらやっぱり、あの、「身障者です」って言ってカード持ってないのに、そう言うとタクシー代が1割ぐらい安くなるので、うそを言うらしいんですね。
そうすると運転手さんもおかしいと思って、「じゃあ、パス見せてください」って言うと、「いやあ、バッグを、ま、あの、取り換えてきたから持ってない」とか何とか言って、だから「持ってないと駄目なんです」って、「ちゃんと正規の料金頂くんですよ」なんておっしゃる運転手さんもいらっしゃいますから…。
私持ってても、ほとんどの運転手さんはご覧にはならないですけどね。
ーーじゃあ、心不全のほうで何かっていうんじゃないですけど、そういう膝の問題で障害の認定とか、多少は助けになっていることもあるかなって。
あ、そうですね。はい。
あと(運賃の割引以外)は、身障者のほうは何もないんですよね。はい。
*年金生活の高齢者の場合、障害認定による医療費の軽減や税金の減免などの負担軽減の恩恵はさほど大きくないということ。


