インタビュー時:81歳(2019年8月)
診断時:67歳
診断名:心不全、心房細動、高血圧症、冠動脈狭窄、無呼吸症候群、両膝変形性膝関節症
首都圏に1人暮らしの女性。
心房細動、高血圧症があり、2001年に心肥大を指摘されていた。
2003年に心不全と診断され、内服薬と塩分制限で経過を見ていた。
2014年に心臓の筋肉に血液を送る冠動脈に狭窄が見つかり、血管を広げるステントを入れた。
2016年に心不全の悪化で入院。
2018年までに6回の入退院を繰り返したが、以後落ち着いている。
読書や花を育てることが趣味。病気については自分でできることをして、あとはなるようにしかならないと思っている。
プロフィール詳細
夫と死別後、首都圏に1人暮らしをしている。20年以上前より、心房細動、高血圧症で治療を受けており、2001年に心肥大を指摘された。2003年に心不全と言われ、自覚症状が全くなかったので、どこが心不全なのかなと不思議だった。治療は、内服薬と塩分制限だったが、塩分何グラムということは言われずに取りすぎないよう気をつけてという感じだった。定期的に診察と検査を受けながら経過を見ていたところ、2014年に冠動脈狭窄が見つかり、ステント留置術*¹を受けた。
2016年には1日に1kgのペースで体重が増えていき、胸が苦しくなって入院。肺に水が溜まり、心不全が悪化していた。夏で喉が渇き、つい水を飲みすぎたせいだと思う。利尿薬の服用と運動で2週間かけて体重が減り退院したが、その年は計3回入退院を繰り返した。2017年には2回、2018年にも1回入院した。その間、徐々に利尿薬の量が増えていった。最近は体重や足のむくみ具合を見ながら飲みすぎないよう気をつけているせいか、入院することなく落ち着いている。
今は朝、4錠の利尿薬を飲んでいる。利尿薬の量が増えると、尿回数が増え、朝だけでも5-6回トイレに通わなくてはならず、間に合わないこともあった。泌尿器科でペッサリー*²を入れてもらってから、トイレまで排尿を我慢することができるようになった。ペッサリーは泌尿器科で定期的に外して洗浄してもらい、再挿入している。泌尿器科の先生には、ペッサリーを外すためには、痩せなさいと言われているが、甘いものが好きで中々痩せることができない。
2017年頃から体重増加のためか無呼吸症候群を指摘され、夜間マスクを利用していた(陽圧呼吸療法)。暑くて大変だが、1人暮らしで呼吸が止まっては怖いので、仕方なかった。無呼吸症候群で診てもらっている医師にもたくさん歩いて早く痩せるようにと言われてきた。
両膝の変形性膝関節症があり、2012年に人工関節置換術を受けるまでは痛みで人の支えなしに歩くことができなかったが、手術後は痛みが取れて5000歩くらい自由に散歩ができるようになった。最近は心不全で入院のたびに少しずつ体力が低下しているせいか、3000~3500歩くらいしか歩けない。
心臓が悪いことは見てもわからないことで、周りの人にはほとんど伝えていない。デイサービスの友人にどこが悪いか聞かれたので、心不全だと答えたら、驚いていた。デイサービスは、セラピードッグに会えるのが楽しみだが、自分は家で好きなことをしている方がよいので、あまり行っていない。家で植木をいじったり、クラシックを聴きながら本を読んだりしているときが一番幸せだと感じる。料理も好きで、近所におすそ分けして喜んでもらうのが嬉しい。自分で作った方が市販のものより塩分も少なくできるのでよい。
心不全の症状が出ても、病院に行けば何とかなるという安心感はある。自分でできることをして、あとはなるようにしかならない。もう両親の年齢を超えているので、自分で自分のことができるうちは、のんびり好きなように余生を送れたらいいかなと思っている。
2016年には1日に1kgのペースで体重が増えていき、胸が苦しくなって入院。肺に水が溜まり、心不全が悪化していた。夏で喉が渇き、つい水を飲みすぎたせいだと思う。利尿薬の服用と運動で2週間かけて体重が減り退院したが、その年は計3回入退院を繰り返した。2017年には2回、2018年にも1回入院した。その間、徐々に利尿薬の量が増えていった。最近は体重や足のむくみ具合を見ながら飲みすぎないよう気をつけているせいか、入院することなく落ち着いている。
今は朝、4錠の利尿薬を飲んでいる。利尿薬の量が増えると、尿回数が増え、朝だけでも5-6回トイレに通わなくてはならず、間に合わないこともあった。泌尿器科でペッサリー*²を入れてもらってから、トイレまで排尿を我慢することができるようになった。ペッサリーは泌尿器科で定期的に外して洗浄してもらい、再挿入している。泌尿器科の先生には、ペッサリーを外すためには、痩せなさいと言われているが、甘いものが好きで中々痩せることができない。
2017年頃から体重増加のためか無呼吸症候群を指摘され、夜間マスクを利用していた(陽圧呼吸療法)。暑くて大変だが、1人暮らしで呼吸が止まっては怖いので、仕方なかった。無呼吸症候群で診てもらっている医師にもたくさん歩いて早く痩せるようにと言われてきた。
両膝の変形性膝関節症があり、2012年に人工関節置換術を受けるまでは痛みで人の支えなしに歩くことができなかったが、手術後は痛みが取れて5000歩くらい自由に散歩ができるようになった。最近は心不全で入院のたびに少しずつ体力が低下しているせいか、3000~3500歩くらいしか歩けない。
心臓が悪いことは見てもわからないことで、周りの人にはほとんど伝えていない。デイサービスの友人にどこが悪いか聞かれたので、心不全だと答えたら、驚いていた。デイサービスは、セラピードッグに会えるのが楽しみだが、自分は家で好きなことをしている方がよいので、あまり行っていない。家で植木をいじったり、クラシックを聴きながら本を読んだりしているときが一番幸せだと感じる。料理も好きで、近所におすそ分けして喜んでもらうのが嬉しい。自分で作った方が市販のものより塩分も少なくできるのでよい。
心不全の症状が出ても、病院に行けば何とかなるという安心感はある。自分でできることをして、あとはなるようにしかならない。もう両親の年齢を超えているので、自分で自分のことができるうちは、のんびり好きなように余生を送れたらいいかなと思っている。
*¹ステント留置術:経皮的冠動脈形成術(PTCA)と呼ばれる足の付け根または手首の内側の動脈から「カテーテル」という細い管を入れて、心臓の筋肉に血液を送る冠動脈まで進めて、狭くなった冠動脈を血管の内側から広げたのち、再度狭くならないようにステントという金属のチューブのようなものを留め置くこと。
*²ペッサリー:リングのような形状で、骨盤臓器を支える筋肉などが弱くなることで生じる子宮脱の治療に使われる。

