お知らせ

日本医学ジャーナリスト協会から賞をいただきました!

患者本人に貢献する作品に、今年度・来年度の2年間だけ贈呈される「満美子賞」の受賞です

この度、DIPEx-Japanのウェブサイト「健康と病いの語りデータベース」と日本看護協会出版会から刊行された「患者の語りと医療者教育」が、「オリジナリティ」「社会へのインパクト」「科学性」「表現力」の選考基準のもと、日本医学ジャーナリスト協会から賞をいただけることになりました。

「満美子賞」といって、協会幹事だった故・松村満美子さん(腎臓サポート協会理事長、元 NHKアナウンサー)ご寄付の遺志を生かすため、患者本人に貢献する作品に、今年度・来年度の2年間だけ贈呈されるという、特別な賞です。

受賞理由は以下の通り:
◆◇<満美子賞>認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン◆
★ウェブサイト「健康と病いの語り」データベース https://www.dipex-j.org/
★書籍『患者の語りと医療者教育―“映像と言葉”が伝える当事者の経験』
エビデンスベイスドメディスン(EBM)とともに、患者の語り(ナラティブ)を体系的に収集・分析するNBMの重要さがクローズアップされています。
それを、Webの形で誰もが利用できるように活動しているのがこのNPO。
「乳がんの語り」「前立腺がんの語り」「認知症の語り」「大腸がん検診の語り」「臨床試験の語り」「慢性の痛みの語り」「クローン病の語り」という7つのデータベース公開され、300人を超える患者や家族の語りが、映像・音声・テキストの形で収録されています。
病名を最初に知った時に何を考えたか、治療法の選択で信頼できた情報は何かなど、「当事者にしか語れない言葉」が、Webをクリックするたけで、映像と声で流れます。
教育的活用の実例を集めた書籍『患者の語りと医療者教育~“映像と言葉”が伝える当事者の経験』を日本看護協会出版会から刊行。医療者教育にも不可欠な存在になっています。

詳しくは日本医学ジャーナリスト協会のHPをご覧ください。