※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。

インタビュー時:53歳(2010年11月)

関東地方在住。大学教授として多忙な日々を過ごしている。年齢を意識し始めた頃より、人間ドックを定期的に受けている。受診先は自宅近所の病院で、便潜血検査を受けずに、胃・腸カメラ(胃・大腸内視鏡)を用いた最新技術による検診を毎回実施している。2005年にはポリープが見つかり、切除した。 若い頃より血便や腸の痛みを気にしていて、大腸の検診に対する意識は高かった。また、バリウムを飲むのが苦手なため、実績もあり、設備も整っている近所の病院での検診に満足している。

語りの内容

―― いつもやってらっしゃるその大腸カメラって、どういうことをまずしなければいけないのか。例えば、行く前の日とか、検査食とかがあるのか。

ええ。

―― そのあたりのこととか、実際行った日のこととか、ちょっと教えていただけますか。

胃カメラだと、たぶん、前日食べなければそれで終わりですね。大腸カメラの場合には、腸に残っててはいけないので、全部出さなきゃいけないということで、前日は9時ぐらいまでかな。その後、薬ちょこっと飲むんですけど、一番問題は、検査当日の朝ですね。朝、2リットルぐらいの、薬みたいなのを水に溶かして飲むんですよ。それをね、2時間ぐらいかけてかな。だんだん、下す状態になって腸の中を空っぽにするんですね。最後のほうは、もう水しか出なくなるんですけど。その水な状態にならないと検査できません、と言われていて。そういう意味では、楽ではないんですね。2リットルぐらいのですね、薬みたいな水みたいな変なのを飲むというのがですね。だけど、バリウム飲んでその後、そのバリウムが出ることを考えると、それよりはよっぽど楽だなと、僕自身は思っていて。それであの、まあ、あの、もう全然、なんて言うんですかね、確かにすごく、なんて言うのかな、飲んでると苦しい時もありますけど、僕自身は、なんとかこなせますね。で、実際、病院それで行きますよね。特に、病院が近いので、お腹、グズグズグズってなるとかっていうのは、だいたい治まった状態ですぐ行けるので。そういう意味では病院に行くのに1時間かかるとかっていう方はちょっと大変かな、と。たぶんね、そういう方は病院に行って出すことをやられるんですね。実際、わたしが行くと、苦しんで飲んでおられる方がいらっしゃるので。わたしはそういうこと関係なく済むと、「どうしてですか」って聞かれるんですよ。で、「家が近くなので」って。「それはいいですね」って言われたりするんですが。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧