診断時:73歳
インタビュー時:73歳

2001年に乳がんの診断。乳房温存手術、タモキシフェン投与、放射線療法を予定。

語りの内容(テキストのみ)

私はそろそろ74歳になろうとしています。何ごとも終わってみれば賢くなるものです。2週間前だったら(診断を受けた当初)、どう感じたかを説明してほしいと言われても、答えられなかったでしょうね。もっとよく分かっているべきだったと、自分に怒りを感じています。2週間前を思い返してみると、家族と死別したあとのような感じに似てますね。いつも通りの日々を送りながら、それでいて全てが違ってみえるように。
ほんとうに、自分自身に腹をたてていました。それから次の段階では“こんなこと信じられない”と思うようになりました。毎日のふだんの行為に没頭すれば、きっとどうにかしてガンは消えてしまうと思ったんです。
さらに馬鹿げたことですけど、自分で手を(乳房に触れて)消えたかもねと考えてもいました。実際は無くなっていないとわかっているのですけれどそうしてしまうのですね。今は、何が起こっているかを正しく認識する段階に入って、落ち着きました。これがようやく最初の段階だと分かっています。非常に沢山の人たちがこの病気にかかっているけれども、自分ではどうしようもないことなのだってよく分かっています。でも、私の病気のためにやれることは何でもやると確信しており、そう思うことで、ほんとに気持ちが落ち着くのです。

私は: です。

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