情報リンク

このウェブサイトの一番の目的は、医療を受ける側の人々が、日々の生活の中で病気をどのように体験したかを紹介することにあります。そのため、文中での専門用語等の解説は必要最小限にとどめています。そこでより詳しい情報を探す際の手がかりとして、「慢性の痛みの語り」のトピックに沿って、以下のウェブサイトをご紹介します(これらのサイトを選択した基準についてはリンク先の選定基準についてをご覧ください)。

なお、インターネット上で得られる情報は、あくまでも患者と専門家のコミュニケーションをサポートするものであって、それに置き換わるものではありません。「わからないこと、知りたいことは、実際に関わっている専門家に聞く」という姿勢が最も大切です。

慢性の痛みとは?

慢性の痛み情報センター(厚生労働省「痛みセンターを中心とした慢性疼痛診療システムの均てん化と診療データベースの活用による医療向上を目指す研究」研究班と日本いたみ財団が運営)

慢性の痛みに関する用語集(痛みに関する情報サイト いたみWiki)

痛みについて学ぶ・教える(厚生労働科学研究「痛みに関する教育と情報提供システムの構築に関する研究」及びAMED研究「慢性痛に対する認知行動療法の普及と効果解明に関する研究」 *閲覧には利用登録する必要があります)

痛みの治療と選択

痛みの診断・治療の専門科~ペインクリニックのご紹介(日本ペインクリニック学会)

標準的治療/診療ガイドライン

慢性疼痛治療ガイドライン(PDF)(厚生労働行政推進調査事業費補助金(慢性の痛み政策研究事業)「慢性の痛み診療・教育の基盤となるシステム構築に関する研究」研究班)

標準的神経治療:慢性疼痛(PDF)(日本神経治療学会)

標準的神経治療:三叉神経痛2021(PDF)(日本神経治療学会)

慢性頭痛の診療ガイドライン2021(PDF)(日本神経学会・日本頭痛学会)

線維筋痛症治療ガイドライン2017 Clinical Questions (CQs)に対する推奨文最終案(PDF)(日本線維筋痛症学会)

関節リウマチ診療ガイドライン2020(PDF)(日本リウマチ学会)

薬物療法

神経障害性疼痛薬物療法ガイドライン 改訂第2版(PDF)(日本ペインクリニック学会)

医療用麻薬適正使用ガイダンス(PDF)(厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課)

リハビリテーション

からだ・運動器の痛み専門医療者の認定や痛みに関する書籍紹介など(日本ペインリハビリテーション学会)

痛みの予防、トレーニングなど動画情報(一般財団法人日本いたみ財団web)

心理療法・カウンセリング

慢性痛に対する認知行動療法(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター)

日本臨床心理士会・電話相談事業(一般社団法人 日本臨床心理士会)

からだの痛み相談支援事業(厚生労働省)

日常生活への影響と対処

ペインマネージメント ネットワーク日本版(オーストラリア・ニュー・サウスウェールズ州 保健省 臨床技術革新庁制作/難治性疼痛患者支援協会ぐっどばいペインホームページ上で翻訳版公開)

LINEアプリ「いたみん」(慢性の痛み情報センター)

慢性疼痛を記録するセルフメデイケーションアプリ「いたみノート」(PDF)(日本線維筋痛症学会)

難病情報センター(福祉・各種制度の相談窓口情報)(公益法人難病医学研究財団)
(米国国立がん研究所[NCI]の情報を日本語で提供するサイト)

リンク先の選定基準について

インターネットの検索エンジン(Yahoo!やGoogleなど)で、関心のあるキーワードを使って検索すると、病気や治療などに関するさまざまな情報を提供するサイトにヒットします。しかし、そこで上位にランクされた情報が必ずしも客観性が高かったり、正確だったりするわけではありません。不特定多数の人々が自由に情報を流すことができるため、インターネット上の情報の質は混沌としていて、制御されにくいものになっています。

そこで、体験者の語りを読む際の参考としてご紹介するサイトは、

NPO法人日本インターネット医療協議会のE-health 倫理コード

などを参考にしつつ、以下の点に配慮して、選定しました。

・情報提供の責任主体が明らかで、運営が安定している
・商品の販売や宗教団体の勧誘を目的としたサイトではない
・医学情報に関しては専門家による監修が入っている
・情報が適切に更新されている

※ここでは企業などがスポンサーになっているサイトでも、商品販売・宗教勧誘を目的としたもの以外はあえて排除せず、代わりにその企業名を明示してあります。ただし、企業などがスポンサーになっている場合、その組織に有利な情報が誇張され、副作用など不利益な情報が隠ぺいされる可能性が否定できないことを念頭に置いて、利用されることをおすすめします。