インタビュー34

インタビュー時年齢:71歳(2015年4月)
大腿骨頸部骨折の手術後に服用する薬の治験(詳細不明)に参加。
北海道在住。2010年ごろ、大腿骨頸部骨折で入院する際に骨折患者で体が健康な人を対象とした治験に誘われた。骨折直後のことで何のための薬かも覚えていないが、人の役に立てると思って参加した。入院中に薬を1日2回飲み、エコー、心電図等の検査を受け、造影剤を入れてレントゲン撮影をした。撮影の際、今でもその跡が残るほど足首を締めつけられて痛かったが、誰かの役に立ててよかったと思う。

インタビュー30

インタビュー時年齢:33歳(2015年3月)
脊髄損傷に対する再生医療の臨床試験に誘われたが、不参加。
関西地方在住。高校生のときに事故のため頸髄を損傷し、車椅子で生活している。当事者団体の会報誌で再生医療のことを知り大いに期待するようになった。2005-6年ごろ、慢性期脊髄損傷に対する自家嗅粘膜移植による再生医療の臨床試験があることを知り、期待して説明会に臨んだ。しかし、初回受診時に実際の外科手術の映像を見て不安になり、期待される回復も限定的だったので、しばらく考えているうちに、それきりになってしまった。

インタビュー29

インタビュー時年齢:54歳(2015年3月)・女性
強度近視の矯正のための眼内レンズの治験に参加を希望したが、条件に合わず不参加。
関西地方在住。総合病院にCRCとして勤務。中学生の頃からコンタクトレンズを使っており、レンズを入れても0.7くらいの視力しかない。2010年、レーシックなど検討してインターネット等で検索していたところ、前房にレンズを埋め込む、フェイキック眼内レンズの治験を知った。自分に合っていると思って検査を受けたが、埋め込む部分が薄すぎて参加不可だと言われ、がっかりした。

インタビュー27

インタビュー時年齢:42歳(2015年3月)・女性
乳がんの免疫療法の臨床試験(【1】)に参加を希望したが参加不可。代諾者として、小学生の息子を近視の視力回復治療の臨床試験に参加させた(【2】)。
関西地方在住。自身は2009年に乳がんを発症。当時は治験コーディネーター(CRC)として働いており、術前化学療法をおこなっている最中にがん免疫療法の臨床試験【1】を見つけ、応募して検査を受けたが、「条件に合わず参加不可」という結果が届いた。2012年に学童対象のオルソケラトロジーの臨床試験【2】が近くの大学病院で行われていることを知り、近視が進んで眼鏡を使用するようになった小学生の息子を参加させた。

インタビュー05

インタビュー時年齢:59歳(2013年2月)・男性
鼠径ヘルニアの腹腔鏡下手術の局所麻酔薬の治験(第2相・プラセボ対照試験)に参加。
首都圏在住。2012年、鼠径ヘルニアの腹腔鏡手術を行うことになった際、主治医より海外で用いられている局所麻酔薬の新しい用法、用量に関する治験を紹介された。家族に治験経験者がいたので抵抗なく参加した。治験参加ということで個室を利用でき、定期的に医療スタッフが訪れてくれたのはよかった。治験に参加したことにより、医療についての理解が深まった。