インタビュー時年齢:52歳(2015年4月)
味覚障害の治療薬の治験(第何相かは不明・プラセボ対照試験)に参加
北海道在住。2010年ごろに友人に誘われ、治験の会社に登録し、健康な人を対象とした第1相の治験を2度経験。そのときに知り合ったCRCに2014年ごろ味覚障害の治療薬の治験に誘われ、治験ではどのようなことをおこなうのか興味もあり参加。第1相試験の経験があったので、不信感や不安などは全くなかった。第1相試験の報酬は高額で、味覚障害の治験は少額だが、報酬の差は治験参加の決め手ではなく、自分が条件に合うかどうかが参加の決め手だった。

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プロフィール詳細

日比野さん(仮名)は5,6年前に友人から治験の会社への登録を勧められた。「病気があって条件に合致していたら無料で治療を受けられる、謝礼も出る、人の役にも立つ」ということで軽い気持ちで登録して、健康な人を対象にしたジェネリックの薬の第1相試験に2回参加した。第1相試験では4泊5日の入院が2回ずつあって、同室の仲間達と仲良くなって情報交換をしていた。

2回目の治験の際に知り合った治験会社のCRC(検査技師)から、自分の勤めている病院で味覚障害の治療薬の治験をおこなうので参加しないかと、直接連絡があった。数年前に受けた味覚障害の治療に不満があり、治療を中断していてそろそろ病院に行かないと、と思っていたところだったので、将来的に治療や病院の選択肢を広げる意味もあって参加した。事前にコーディネーターからきちんと説明を受け、プラセボの話も聞き、特に不安な箇所はなかった。しかし、どんな内容だったか等はあまり覚えていない。

3ヶ月ほど参加し、その間薬を飲み続けた。最初の頃は1,2週に1度、最後のほうは1ヶ月に1度病院に行き検査してもらった。渡された薬がラムネのような感じだったので、もしかしたらプラセボかもしれないなとは感じていたが、徐々に効果が出てきたような気がするのでそうではなかったのかもしれない。結局プラセボだったかどうかは教えてもらっていない。自分にとって全く効果がなかったら教えて欲しかったかもしれないが、効果を感じられたのでどちらでもいいと思った。

第1相試験の報酬は高額で、味覚障害の治験は少額だったが、報酬の差は治験参加の決め手ではなかった。治験参加は自分でできる社会貢献だと思うので、自分が条件に合えばできる限りやりたいと思う。

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