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インタビュー時:60歳(2019年11月)
診断時:59歳
診断名:心筋梗塞、うっ血性心不全
近畿地方に夫(インタビュー家族01)と2人暮らし。講演や研修など、全国を飛び回って忙しくしていた個人事業主。
2019年5月外出時に呼吸困難となり受診したところ、3本ある冠動脈が2本つまって心筋梗塞・うっ血性心不全を起こしており、冠動脈インターベンション(PCI)の治療を受けステントを4カ所挿入した。
思えば、前兆と思える左奥歯の痛みが2018年秋頃、みぞおちの痛みが2019年1月頃にあったが、その時は心臓には結びつかなかった。
退院後、仕事はいったん休止し、夫のサポートを得ながら心不全を悪化させないよう心臓に負担をかけない日常生活を送っている。
語りの内容
ーーじゃあちょっと経済的なことで、治療費なんかのことでどういう状況だったか教えていただければと思います。
はい。私はもういったん仕事を辞めてるので無収入なんですよね。
夫は確かに会社員で、まあ収入はあるんですけども、でもそれほど潤沢でもなくて、結構私も驚いたんですけど、65歳以上の高齢者でもないので、扶養者という形になると3割負担になりますよね。
いくら高額医療で上限があるといっても、もうことしの医療費だけですごいお金で、多分、入院が40日及んで3カ月及んだだけで普通に3割で払うと多分それだけで100万ぐらいだったんですよ。
まあ、それが高額医療ということでも45万ぐらい払ってますね。
その後、毎週リハビリに病院に通ってまして、それの健康保険代も3割負担なんで、高齢者だったら1回700円なんですが、私でしたら2,000円以上掛かりますので。
あと毎月の診察と薬代ですね。それも3割負担になりますとそれだけで、その他、他のちょっと心臓以外のちょっと他の治療も鍼灸とか受けていますので、多分1カ月5万ぐらいは医療費で掛かっていますね。
だから、ことしだけで多分100万ぐらい行くんじゃないでしょうか。
それは本当に予想外の、もちろん出費ですし、夫もそのためにいろいろとお金も出してくれてるんですけども、障害者認定も受けられないし、かといって、65歳以上でもないというので、ちょうどはざまでいろんな、私の場合、支援が受けられない、はざまの年齢なんですね。
かといって、まあそこまでの低収入でも(ない)。夫が一応会社員で収入があるということで、いろんな保護が受けられないということで、本当に自分自身が全然お金を今稼げない状態なので、ちょっと経済的には、正直不安ですね。
で、夫もまあことしでいったん定年になりますので、ちょっと一回収入もまた下がっちゃうので、これが一生、薬っていうのは一生飲み続けないといけないので、心臓病は。
それでいくと医療費が来年からゼロになるということはないので、ちょっとどうなるのかなというのは正直不安です。
体力を戻して、自分自身が復帰できればいいなというのはすごく思っています。
インタビュー16体験談一覧
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- 人の期待に応えようと断ることをせず頑張ってきたことの無理がたたった。とりあえずやらないとという責任感が強かった(音声のみ)
- 重篤な急性心筋梗塞で心機能が非常に低下したので、退院後は布団の上げ下ろしさえ禁じられた(音声のみ)
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- ICUでは挿管されていて声が出せず、紙に書いてコミュニケーションをとったが、わかってもらえずもどかしかった(音声のみ)
- ICUでせん妄状態になった時は、自分では現実なのか夢なのかが分からなかった(音声のみ)
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