インタビュー時:80歳(2018年2月)
診断時:72歳
診断名:高血圧症、心筋梗塞、慢性心不全
首都圏に1人暮らしの女性。
60代半ばに高血圧症を指摘されたが、症状がなくそのままにしていた。
2009年脳梗塞になり、その1年後くらいから息切れが出始めた。
心臓の筋肉に血液を送っている冠動脈が細くなっていたため、血管を広げるステントを入れた。
心臓は1/3しか機能していないと聞いている。
体に水が溜まり、息切れが悪化し5-6回入院経験があるが、節制せず、趣味などで外出を楽しむ日々を送っている。
体重を減らせないのが悩みである。
プロフィール詳細
夫とは死別し、首都圏に1人暮らしをしている。60代半ばに血圧が高くて、軽い薬を飲むように言われたことがあったが、元気で自覚症状がなく、体を過信していたため、薬は飲まずにそのままにしていた。2009年脳梗塞となり、幸い後遺症は残らなかったが、友人の紹介で補完代替療法であるオゾン療法を開始した。1年くらい通院した頃、息切れに気づいたが、この症状もオゾン療法*¹で治ると思って通っていた。しかし、オゾン療法のクリニックの医師から、大きな病院で治療を受けるよう勧められ、現在の病院に転院。冠動脈が1本詰まって細くなっていると言われ、そこに血管を広げるステントを入れて、以後薬物治療を受けてきた。心臓リハビリを受けていたが、自転車こぎなど楽しくないので、今は行っていない。
心不全になってからも活動的に日々を過ごしており、仲間とブリッジ(カードゲーム)を楽しむため、週に1-2回は外出している。毎月3回ほど県外まで講演を聞きに行き、週末は娘家族と出かけている。入浴は毎日欠かさず近所の銭湯に行って、風呂友がいる。歩くのは遅くてみんな追い抜かしていくし、たくさん歩くと苦しくなるが、やりたいと思ったことはよっぽどのことがない限り、天気が悪くても出かけてしまう性分である。
外出が楽しみなので、利尿薬の服用後に尿がちょろちょろと少しずつ出続けるのが悩みで、外出する日は服用せず勝手にスキップしていた。ある時、外出が続いて1カ月くらい服用しない日が続き、100m歩くにも息切れがして受診したところ、体に水が3000ccくらい溜まっており、入院して利尿薬などを投与され、回復した。現在は帰宅してからでも利尿薬を服用するようにしている。飲む時間をずらしていることは怒られそうで医療者には話していないが、自分はやりたいことを優先したいと思っている。
これまで症状悪化のため、5-6回入院し、うち3回は救急車で運ばれた。風邪がきっかけになったこともある。友人に合わせて階段を普通に上がって息苦しくなって、救急車で運ばれたこともある。いつも入院して治療を受ければ元気になると思っていたが、救急外来で、家族が主治医から「重篤です」と言われているのを聞き、このまま死ぬのかしらと思った。元気になると深刻さはない。今の悩みの一つは、体重を減らすように言われるが、食欲には勝てず苦労していることだ。必要性はよくわかっているがなかなか実行できず、周囲に言われるのが辛い。あまり気に病まないようにして生活していきたい。頻繁に外出するので、友人たちには心臓が1/3しか機能していないこと、ステントが入っていることを伝えていて、自分のペースに合わせて行動してもらっている。
先のことはわからないが、これから心臓や腎臓がもっと悪くなり、終末期となったら、自然がいい、痛みや苦しさは取ってほしいが、延命治療はしてほしくないと思っている。
心不全になってからも活動的に日々を過ごしており、仲間とブリッジ(カードゲーム)を楽しむため、週に1-2回は外出している。毎月3回ほど県外まで講演を聞きに行き、週末は娘家族と出かけている。入浴は毎日欠かさず近所の銭湯に行って、風呂友がいる。歩くのは遅くてみんな追い抜かしていくし、たくさん歩くと苦しくなるが、やりたいと思ったことはよっぽどのことがない限り、天気が悪くても出かけてしまう性分である。
外出が楽しみなので、利尿薬の服用後に尿がちょろちょろと少しずつ出続けるのが悩みで、外出する日は服用せず勝手にスキップしていた。ある時、外出が続いて1カ月くらい服用しない日が続き、100m歩くにも息切れがして受診したところ、体に水が3000ccくらい溜まっており、入院して利尿薬などを投与され、回復した。現在は帰宅してからでも利尿薬を服用するようにしている。飲む時間をずらしていることは怒られそうで医療者には話していないが、自分はやりたいことを優先したいと思っている。
これまで症状悪化のため、5-6回入院し、うち3回は救急車で運ばれた。風邪がきっかけになったこともある。友人に合わせて階段を普通に上がって息苦しくなって、救急車で運ばれたこともある。いつも入院して治療を受ければ元気になると思っていたが、救急外来で、家族が主治医から「重篤です」と言われているのを聞き、このまま死ぬのかしらと思った。元気になると深刻さはない。今の悩みの一つは、体重を減らすように言われるが、食欲には勝てず苦労していることだ。必要性はよくわかっているがなかなか実行できず、周囲に言われるのが辛い。あまり気に病まないようにして生活していきたい。頻繁に外出するので、友人たちには心臓が1/3しか機能していないこと、ステントが入っていることを伝えていて、自分のペースに合わせて行動してもらっている。
先のことはわからないが、これから心臓や腎臓がもっと悪くなり、終末期となったら、自然がいい、痛みや苦しさは取ってほしいが、延命治療はしてほしくないと思っている。
*¹オゾン療法:血液オゾン療法とも言い、安全性や効果が十分確認されておらず、自由診療(全額自費)で行われている代替療法の1つ。

