事務局だより

7月の総会シンポのビデオが公開されました!!

こんにちは。あっという間に10月半ば・・・。焦ります。。。・・・が、そんな中、事務局より、お知らせが入りました。そうです、7月のシンポジウムのビデオが公開されたんです。

私も先ほどから少し視聴してみました(残りは後でゆっくり視聴します。まず広報担当としては、皆さんにお知らせしないと^^)。改めて思うことは、やっぱり「映像」が持つインパクトです。同じ話を文字だけで読むのと、当事者が話をするのでは、伝わってくるものが違います。当事者の方の声や身振り手振り、視線、仕草などから、その人の人となりを感じます。

今回最初にお話しされている薬害当事者の川田龍平さんは、国会議員でもあるのでメディアでその映像は見慣れています。しかし、それでも、やはり当事者から発せられる「語り」の迫力を改めて感じてしまいます。

この当事者の「体験」や「語り」を、社会をよくするのにどう活かせるか。

DIPEx-Japanのメンバーは、応援してくださるみなさまと一緒に考えていきたいと思っています。今後もご支援どうぞよろしくお願いします。
 

シンポジウムに来られなかった皆さま、ぜひ下のリンクから当日の様子をご覧ください。また、シンポジウムに足を運んでくださった方にとっても、この動画が、改めて、当事者の体験談映像を活用していく意味を考えるきっかけになればと思います。
(こらこら、また前段が長いよ・・・と言われそうですが、以下、事務局だよりの引用です~)

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【以下、事務局からのお知らせ引用】

7月に開かれた総会のあとの公開シンポ
「病気や障害を持っても安心して暮らせる
社会を目指して~患者体験学の創生Part2」
記録ビデオをサイト上に公開しました。

基調講演は参議院議員の川田龍平さんでした。
血友病患者、薬害HIV被害者としてのご自身の
経験から、患者自身が声を上げることで
国の医療政策を変えていくことの重要性を
訴えられ、「患者申し出療養」の問題や
高騰する薬価の適正化、激化する国際競争の
中での臨床試験のあり方など、今日の
日本の医療が抱える様々な問題点に
言及しながら、何が本当に患者のための
医療なのかを考え「命が最優先にされる社会」
を実現するための政策を作っていきたい、
と熱く語ってくださいました。

後半のパネルディスカッションには
5人のパネリストが登壇。
DIP-J「乳がんの語り」データベースで
ご自身の体験を語ってくださった
上原弘美さんは、がんを経験した
看護師による患者支援組織「ぴあナース」を
立ち上げた経緯やその活動について
ご報告くださり、国立保健医療科学院の
松繁卓哉さんは社会学の視点から、
保健医療への様々なレベルでの患者参画
について、英国の実例も交えながら
わかりやすくお話くださいました。

その他、さくま事務局長は近年注目される
当事者研究や当事者学という概念と関連
づけながら「患者体験学」を再定義する
報告を、東京工科大の森田夏実さんは
科研費研究班で取り組んでいる患者の語りの
教育的活用について、また別府理事長は
間もなく完成する臨床試験・治験の語りに
絡めながら、医学研究に病いの当事者が
参画することの意義について話しています。

ぜひ一度ご覧になってみてください。

DIPEx-Japan事務局長さくま
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(転送ここまで)