診断時:69歳
インタビュー時:71歳

1998年に診断を受け、外照射と短期ホルモン療法を受けた

語りの内容

――男性が定期的にPSA検査を行うことについて、どのような考えをお持ちですか?

私はPSAテストは価値のある検査だと思いますよ。腫瘍の可能性があるときに、その悪性度レベルや腫瘍の進行度を推し量る目安として、PSA検査は指標にならないという反対意見が現在あることは知っていますが・・・。私は必要不可欠の検査だと思います。自分のケースから言うのであれば、PSAの数値を読み取ることから、身体の変化を知ることは重要です。だから、もし定期的に行えば、身体の機能の変化を観察したり、認識したりできるでしょう。しかし、一度検査を行ったまま、2,3年も検査しなければ、数値を比較できません。でも定期的に検査を行えば、私がそうだったように、とても重要なものになるでしょう。
前立腺がんのスクリーニング検査を一般的な検査として提供することは、とてもよいアイディアだと思います。何か悪性のものが進行していることを示す、PSAレベルの変化を見ることができるからです。担当医のところへ行き、前立腺がんが拡大しているという事実を告げられ、何もできずただ成り行きを見守るのは、あまり気持ちのよいものではありません。がんに対して何かできることはあるし、その方が賢明だと私は思います。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧